中居正広の追随を許さない活躍ぶりも、懸念される「デリカシーの欠如」

世間に衝撃を与えた“SMAP解散”から1年4カ月が経過したものの、元メンバー5人への注目度は高まるばかり。事務所退所組も残留組もそれぞれの道を邁進しているが、その中でも中居正広(45)の活躍ぶりは別格だ。4月3日には、19時から『火曜サプライズ』(日本テレビ系)の“アポなし旅10週年突入SP”に初出演。かねてから親交の深いウエンツ瑛士(32)と昼間からお酒を飲み、休日の過ごし方や女性観、CM術、歌への思いなど、中居正広のさまざまな本音が明かされる。

 その後19時56分からは三時間に及ぶ特別番組『中居正広の5番勝負! 超一流選手と真剣対決』(日本テレビ系)が放送となる。平野美宇(17)と中居正広がペアを組み、史上最年少日本王者張本智和(14)相手に卓球対決、「最強駅伝軍団vs競歩の世界選手権メダリスト、走るのと歩くのどっちが速い!?」との企画では中居正広が10年ぶり全力で1kmを走るなど、さまざまなスポーツに挑戦する。ファンからは早くも「火曜日の夜はずっと中居くんを見れるの!?」「ウエンツの中居くんの絡み大好き!」といった歓喜の声があがっており、中居ファンは日テレ系にチャンネルロックせざるを得ないだろう。

 MCとして多くの番組で活躍するようになりもう20年にもなる中居正広だが、その勢いは増すばかりだ。3月25日放送の『行列のできる法律相談所』(日本テレビ系)にも同日限りのMCとして出演、高視聴率獲得に貢献した。最近では”SMAP解散”をまるで自虐ネタのように扱うこともある中居だが、同番組でも冒頭から「僕最近ね、ピンで活動させてもらってるんですよ」と言いながら“ピン”と書かれた扇子を広げ、SMAP解散をネタにしてみせた。さらに「中居正広が自宅に友人を一度も入れたことがない」という話題になると、ウエンツ瑛士がデュオ・WaTを組んでいた小池徹平(32)と「ずっと2人で泊まったりしてました」「グループって、でもそういうもんですよね」との仲良しエピソードを披露した。中居正広は黙り込んだ後、そっと”ピン扇子”をあおいで笑いを取っていた。

 その二日前、3月23日放送の『中居正広の金曜日のスマイルたちへ』(TBS系)では、演劇ユニット「TEAM NACS」の一員であり俳優の大泉洋(44)がゲスト出演し、「TEAM NACS」のリーダー・森崎博之(46)が解散を回避したエピソードを披露した。大泉洋がひとりだけ全国区で有名になったことでメンバー関係がギクシャクし、誰かが言いだしたら劇団が解散してしまいそうな時期があったそうで、その時、森崎博之は「リーダーっていうのはメンバーを愛で包んであげる存在じゃないのか」「もし僕も一緒に東京で俳優の仕事をしたら、同じようにメンバーを応援できない」「TEAM NACS・5人の一番のファンであろう」と心がけ、メンバーを繋ぎとめたという。

 その話を聞いた中居正広は「もうちょっと早く(この話と)出会えてればな!」「それ2年前に教えてもらっていたら……」と悔やんでみせてスタジオの笑いを誘った。この発言はネット上で「中居くんもTEAM NACSと同じ5人グループの“元リーダー”だし、全部が冗談ではなさそう」とファンたちの憶測を呼んだ。

 そして3月30日放送の『中居正広の金スマスペシャル』(TBS系)にはX JAPAN・YOSHIKI(52)が出演したのだが、YOSHIKIの幼少期からX JAPAN全盛期、そして現在の生活までVTRと本人の声で追う中、中居正広の現状と重ねる視聴者の声がSNSに相次いだ。Toshlの洗脳騒動、バンドの解散、メンバー2人の死などを涙を浮かべながら振り返るYOSHIKIに、中居正広は「『神様は耐えることのできない人間には試練を与えない』と言います」との言葉をかけた。するとYOSHIKIは「わあ、その言葉、僕は大好きな言葉で」「過去を輝かすか、とても暗いものにするかは未来が決めると思っている」と共感。この放送を受け、2人を”グループのリーダー”として重ねた中居ファンから「そうやって踏ん張ってるんだろうな」「この言葉が好きな人はきっと大丈夫」「中居くんが試練と受け取ってるのなら、やっぱりSMAP再始動は絶対ある!」と期待の声もあがっている。中居正広の言葉の端々から、解散の真相やSMAPの今後を探る人も多いようだ。

 中居正広のMCが人気の理由はSMAPネタだけでなく、やはり彼が“スター”だということもあるのだろう。現在の仕事内容はアイドルというより「アイドル的なテレビ芸人」のようですらある中居正広だが、3月29日に放送された『UTAGE!』(TBS系)では久々に歌を披露した。加山雄三(80)と谷村新司(69)が登場し、出演者全員が大合唱するシーンで、中居正広だけは曲に合わせて手を振っているだけだったのだが、その姿に気付いた加山雄三と谷村新司が中居の手を引き、一緒に歌うよう促した。強引ではあったが、笑顔で「サライ」を歌う中居正広に、ファンたちは「中居くんが歌ってる!」「感動した!!」と感極まったようだ。

 また、中居本人は出演していないが『良かれと思って!』(フジテレビ系)では、ジャニーズものまねを得意とするお笑いコンビ・ジャガーズが中居正広に衣装を貰ったエピソードを披露。ジャガーズのちーやんが自身が着用している金色の衣装を指して「今、着ているこの衣装はSMAPだった中居さんからすべていただいたものなんです」と、2015年発売のSMAPのシングル『Otherside/愛が止まるまでは』のジャケットにて中居正広が着用したものをもらったことを明かした。以前『SMAP×SMAP』(フジテレビ系)に出演した際、中居正広から「どうせだったら本物を着てやったほうがネタも入る。古いのよりも新しいのあげる」と言われたと語っていた。このエピソードにもネット上では「やっぱりスターは違うな……」と感心。不在でもその存在感たるや。

 3月31日放送の『めちゃ×2イケてるッ!』(フジテレビ系)最終回では、番組ADに身につけていた私物のナイキのキャップやトムフォードのサングラス、ジュンハシモトのライダースジャケット、ルブタンの靴などをすべてプレゼントするという展開となった。その後、身ぐるみを剥がされた状態の中居正広は、同番組の視聴率100%を祈願して「マサヒロ100%」として『めちゃイケ』メンバーの写真入りマグネットボードで局部を隠した半裸姿で登場。「(衣装)なんとかするって言ったろ」と愚痴をこぼしながらも、そのままタクシーに乗り込み「『めちゃイケ』ばいばーい!」と笑顔で手を振って立ち去った。正月放送の『日本一周FINAL』でも獅子舞姿で街中を全力疾走していたが、すでに大御所の立場、かつアイドルスターにも関わらず身体を張る姿は、『めちゃイケ』への愛情を感じさせた。

 一方で、中居正広=聖人君子などというわけでは勿論ない。中居正広のテレビでの発言の端々には、「男は/女は」という固定的なジェンダー観であったり、ハラスメントへの鈍感さだったりを感じることも多く、簡単に言えば「デリカシーの欠如」なわけだが、本人がどれほどそのことを意識しているかはわからない。「イジり」のつもりで「イジメ」のように見える笑いの取り方をしたり、性的マイノリティへの雑な扱いだったり、中居正広だけに限ったことではなくテレビバラエティの制作現場には鈍感な空気が蔓延しているのだろうが、中居の発言もひとつ間違えばあっという間に過去の遺物になりかねない懸念があることは指摘せざるを得ない。

 過去にwezzyでも記事化しているが、2016年5月放送の音楽バラエティ『Momm!!』(TBS系)で、性別適合手術を受けバストが女性的になったKABA.ちゃんを中居がイジり、そのバストを後輩のKis-My-Ft2千賀健永に触らせるというくだりがあった。(KABA.ちゃんの胸を後輩に触らせようとするSMAP中居の行為はハラスメントか? セクハラと冗談の境界線)

 最近だと3月5日放送の『中居正広のスポーツ! 号外スクープ狙います!』(テレビ朝日系)で、中居は平昌五輪メダリストでスピードスケート女子の高木美帆(23)選手に開口一番「美帆さん、お化粧されてます?」と質問し、その後も「今日はちなみに(化粧を)自分でされたんですか?」「誰にしてもらうんですか? メイクさん?」と、競技とは関係のないメイクの話を広げ続けた。3月28日放送の『ナカイの窓』(日本テレビ系)で、AKB48とSDN48の元メンバー・野呂佳代(34)に直接ワキ汗をかいていることを指摘し、ブラウスの染みを指して「すごいおねしょ」と笑い物議を醸したことも記憶に新しい。

 その他、昨年2月放送の『ナカイの窓』では、熊田曜子(35)に直接「何回もお世話になった」と伝え、今年1月放送の『ザ! 世界仰天ニュース』で安達祐実(36)に対して眼前で(8歳だった頃の安達祐実の写真を見ながら)「エロい」と評価するなど、デリカシーのなさ・セクハラやパワハラの認識欠如が目立つ。多くの番組でMCを務め、強い影響力を持つ存在として、やや不勉強であることは否めないだろう。

 自分が主役を張れるだけでなく、複数のタレントのトークを拾い、転がし、面白くするMC能力も高く評価されている中居正広が、芸能界・テレビ界で超のつく人気者であることに疑いの余地はない。今後も活躍の場はいっそう広がることだろうが、くれぐれも思慮深さを忘れないでいてもらいたい。

(ボンゾ)

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