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『わろてんか』葵わかなは「関西弁が変」「笑顔がヘタ」!? パッとしなかった朝ドラヒロインランキング

2018/03/30 17:50

葵わかなは脇役に食われてしまった!?

 2位は28票で、まもなく最終回を迎える『わろてんか』(17年後期)で、寄席興行会社「北村笑店」の創業者・藤岡てん役を演じている葵わかな。

 今期のドラマということもあり、「現在放送中のヒロインなので、終了後に露出が増えていくことを期待している」(33歳/女性)との声も聞かれたが、「キャラクター的にもいつも笑っているイメージで、設定的に仕方ないとは思いつつ、確かに可愛いんだけれども、それ以上ではないという印象」(40歳/女性)「関西出身ではないのに関西弁をしゃべっていることに無理があると思う。どこかイントネーションが変」(47歳/男性)など、ヒロインとしての演技力に物足りなさを感じている人が多いことが窺える結果に。また、高橋一生や濱田岳、広瀬アリスなど個性派俳優も多く出演しているため、「話としては面白いと思うが、脇を固める役者にのまれている感じがする」(54歳/男性)との声も聞かれた。

 3位は『あさが来た』(15年後期)で、日本初の女子大学校「日の出女子大学校」の創設者・白岡あさ役を務めた波瑠に12票が集まった。同作の平均視聴率は23.5%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)で、連続テレビ小説としては今世紀最高の視聴率を記録。波瑠は、朝ドラ終了後、ドラマやCMなど多方面で活躍しているが、『あさが来た』の放送中は「ほかの人のようなフレッシュさがなかった。いい女優さんだが、朝ドラのヒロインとは違う気がする」(38歳/男性)「ご本人の持っている雰囲気が、朝ドラにほしい元気さや新鮮な感じに欠けると思った」(46歳/女性)など、朝ドラヒロインに求めるイメージにはそぐわないと感じていた視聴者が多かった様子。

 2票差の10票で4位に留まったのは、『ひよっこ』(17年前期)で、奥茨城から集団就職で上京した谷田部みね子役に抜擢された有村架純。2年ぶりにオーディション形式ではないヒロイン起用で話題となったが、「正直に言うと『またこの子か』という感じが否めなかった」(36歳/男性)「『紅白』司会に起用などNHKは評価しているようだが、『あまちゃん』の時のような輝きはもうない」(44歳/女性)「現代劇だし、彼女は演技が上手だとあまり思えないし、いろいろなドラマやCMで見慣れ過ぎている女優なのでパッとしないと思った」(49歳/女性)という声が。朝ドラヒロインには、やはり清楚感や新鮮味が求められるのかもしれない。

 5位は『とと姉ちゃん』(16年前期)で、出版社「あなたの暮し社」創業者・小橋常子役を演じた高畑充希が6票という結果に。名実ともに実力派の高畑だが、「演技力もあるし、個性的で魅力的だとは思うが、もっと華があると良い」(35歳/男性)「なんだかいつもあの顔あの表情で、演技力はあるのだろうけど、全然入り込めない」(53歳/男性)との声が。なお、「主役というより、名脇役の方が似合うと思う。でも、演技力が皆無の土屋太鳳より、ずーっと将来性がある女優さん」(50歳/女性)など、常子役が高畑のイメージに合わないとの思いから、パッとしないと感じた人もいたようだ。

 4月からスタートする『半分、青い。』では、子役から活躍してきた永野芽郁が新朝ドラヒロインを務める。誰もが認める朝ドラヒロインになれるか、期待して見たい。

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