[ジャニーズツッコミ道場]

番組観覧で驚かされた、中居正広「真のMC力」とSexy Zone・菊池風磨「コメント力」

画面に映らない真のMC力

 数々の番組で見る中居のMCのうまさというと、「相手をリラックスさせて、本音を語らせたり、いろんな表情を引き出したりすること」「トークを回すこと」「イジって笑いをとること」などのイメージがある。だが、画面には映らない部分で、こんなにも細やかに、こんなにもたくさんの仕事を1人で行っているとは思わなかった。

 会場に登場するなり、まず軽く観客をイジって空気を和ませたかと思うと、合間にちょこちょこメモを取っている。小道具がステージ上に残っていると、さりげなくスタッフに指差しと目配せで知らせ、指示を与える。

 歌を聞きながら口ずさみ、審査員にコメントを求め、そのコメントが冗長になったり、会場がなんとなくシーンとしたりすると、すかさずゲストをイジるなどして空気を変え、テンポをアップさせる。歌に関係ないゲストたちが配置されていたのも、番組の流れにメリハリをつける上で必要だったのかもしれない。

 さらに、出場者の伴奏の楽器に音声トラブルがあったときには、演奏をストップさせ、「ゆっくりでいいですよ」「もう1回チェックした方がいいんじゃないかな?」と自らが出場者の元に行き、楽器のチェックを念入りにする。そして、何度も「申し訳ない」「こちらのミスですから」「本当にすみません」と出場者たちに声をかける。

 テレビで見ていると、こうした部分はわからない。通常、トラブルが起こった際には、スタッフが動くものとばかり思っていたが、中居は自ら出場者に声をかけ、謝罪し、チェックし、その間も審査員やゲスト、観客を置き去りにしないよう、絶えずおしゃべりを続ける。

 トラブル時にも流れを止めず、細部まで目を配りながら、番組を動かしていく。番組の大きな流れから、隅々の細部まで、1人で仕切っているように見える。

 この仕事ぶりは、一般的にイメージする「進行役」というよりも、1,600人もの観客を含めたオーケストラの指揮者のようだ。

 中居のMCが高く評価されるのは、楽しいおしゃべりやトークの回しよりも、実は画面に映らない、こうした番組の表から裏まで、大きな柱から細部までの全てを掌握する力があってのことではないか。あらためて「真のMC力」を思い知らされた。
(田幸和歌子)

最終更新:2018/03/16 15:24
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