サイ女の朝ドラ通信

『わろてんか』人気芸人コンビと跡取りの子どもたち……2組の恋愛の対比がエグい

2018/03/02 13:57
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『わろてんか』(NHK)公式サイトより

ニッポンのお茶の間をわかし続ける国民的番組“朝ドラ”――そのあらすじと視聴者からの反響を、サイゾーウーマンが週1回(金曜日)お届けします!

『わろてんか』(NHK総合/月~土、午前8時) 京都の老舗薬種問屋「藤岡屋」の長女・てん(葵わかな)が笑いをこよなく愛する青年・藤吉(松坂桃李)と出会い、2人で「風鳥亭」をはじめ多数の寄席を抱える「北村笑店」を経営、日本中を笑わせるために奮闘する姿を描いた物語。「吉本興業」の創始者・吉本せいをモデルに描いている。

【サイ女の朝ドラ通信バックナンバー】
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<109話~114話>『わろてんか』成田凌演じる社長の息子がやらかすも、「血は争えなかった」と納得の声!?
<103話~108話>『わろてんか』漫才師になった広瀬アリスの相方が「こじらせすぎてめんどくさい」と不評

■2月24日(土)/121話~3月2日(金)/126話
 121話で、てんの息子・隼也(成田凌)と銀行の跡取り娘・つばき(水上京香)は恋心を抱きながらも、互いの立場を考えて、それぞれの道を歩むことを決意。一方、リリコ(広瀬アリス)に思いを寄せる相方の四郎(松尾諭)は告白を試みるが、緊張して途中までしか言葉がでない。そんな四郎の姿を見たリリコは、「お嫁さんになってあげる」と告げるのだった。これには視聴者から、「さらっと描かれるシーンがたまらない!」「リリコと四郎はなんか応援したくなる。おめでとう!」と祝福の声が続出。

 隼也とつばきの別れから約半年がたった122話では、隼也に創立25周年を迎えた北村笑店の祝賀パーティー責任者を任せることに。また栞(高橋一生)の会社と共同で行った「マーチン・ショウ」も大成功。しかし、それを妬んだ東京のライバル会社が、北村笑店の芸人たちの引き抜きに動き出す。

 123話では、怪しい動きを見せる四郎や芸人のアサリ(前野朋哉)に、引き抜きにあっているのではないかと疑いの目を向ける専務の風太(濱田岳)や席主代表の亀井(内場勝則)の姿があった。しかし、四郎はリリコに隠れて女性と会っており、そのことがばれてリリコと喧嘩になる。

 124話では、四郎が会っていた女性が楽士時代の仲間だったことが判明。四郎は上海の楽団に誘われていることを明かし、今はリリコとの漫才のほうが夢より大切だと泣きながら楽譜を燃やすのだった。一方つばきは、親の決めた結婚に従うと決意したものの、隼也のことが忘れられないまま悶々とした日々を過ごしていた。そんな中、隼也はつばき付きの女中に頼まれ、つばきの思いを断ち切るために「自分も結婚することになった」という嘘の手紙を書く。

 恋に思い悩むリリコと隼也の姿が描かれた125話では、リリコが四郎に「もううんざりだ。解散したい」と発言。四郎を思ってのリリコの行動だったが、てんは2人に本音で話し合う場を作るのだった。

 2人で上海に行くことを決めたリリコと四郎の姿からスタートした126話。一方で、決別を決めたはずのつばきが、結婚せずに家を出ると隼也のもとを訪ねてくる。さらにつばきは、てんの家に迎えにきた自身の父親に向かって、好きな人がいるから結婚するのは婚約者にも失礼だと語り、家には帰らないと言い切るのだった。視聴者は、恋愛を後押しされたリリコと四郎、反対される隼也とつばきの対比に、「代わりがきくから祝福されたリリコ・シローと、代わりがいない隼也とつばきさん。厳しいところついてくる」「リリコたちを後押しした後に、この展開持ってくるのえぐいな」「てんちゃんは自分が駆け落ちしてるし、今の状態すごくつらそう」と感じたよう。

 126話ラストでは、つばきの父親と隼也が対面。隼也がどのような行動に出るのか要注目だ。

最終更新:2018/03/02 13:57
NHK連続テレビ小説 わろてんか 下
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