ジャニーズ小ネタ
【ジャニーズ研究会レポート】

『24時間テレビ』の見どころは、“手紙”!? 涙なしでは見られない名場面を振り返る

2018/02/12 18:00
SexyZone
とはいえ、3人時代の話は変な空気になるからやめてね

 今年の『24時間テレビ 愛は地球を救う』(日本テレビ系)メインパーソナリティがSexy Zoneに決まりましたね。ネット上では「Kis-My-Ft2の方がデビュー先なのに、順番を飛ばされた……」というような発言がチラホラ。気になって調べてみたんですが、別にデビュー順にパーソナリティをやっているというワケでもないような……? 例えば、TOKIOよりも1年先に後輩のKinKi Kidsがパーソナリティを務めてたりします。

 『24時間テレビ』とジャニーズアイドルはかなり縁が深くて、1番最初に番組の顔として登場したのは、1995年のSMAP。私はこのとき、当時まだ麹町にあった日本テレビ社屋の近所にたまたま勤めていたこともあって、壁に貼ってあるポスターを見に行った思い出があります。大きく掲示されていて、すごく感動した記憶がありますね。でもこの頃って、たしかまだ“メインパーソナリティ”ではなく、“番組パーソナリティ”という扱いでした。

 それから1年あいて、今度は97年にKinKi Kidsが登場します。その後、98年にTOKIO、2000年にV6、そこから2年あいて03年にTOKIOが“メインパーソナリティ”を務めてから、現在までさまざまなジャニーズアイドルが
その大役を任され、『24時間テレビ』を盛り上げています。

 で! 『24時間テレビ』といえば、“手紙”じゃないですか? パーソナリティが手紙を読む場面が、印象的なんですよねえ……。SMAPのとき(95年)には、木村拓哉さんが「キムタクへの手紙」を読んだんです。当時人気絶頂だった木村さんが、“キムタク”への手紙を読むという、自意識と美意識の相まった手紙はなかなか味わい深いと同時に、感動的なものでした。だって「もし、だらけそうになったら、他のメンバーを見てみろ。そうすれば、自分が何をすればいいのかわかるはずだ」って……。うっ、今読み直すとちょっとツライ(泣)。

 97年のKinKi Kidsも手紙を読んでるんですけど、当時ふたりはまだ18歳。堂本剛さんの手紙は、堂本光一さん宛てでした。「これから先長い道のり、二人で頑張っていこな」って、有言実行! 昨年、剛さんが突発性難聴になってしまったときのことを思い返すと、さらに泣ける……泣けるね……(号泣)。

 あとこの年は、TOKIO山口達也さんがチャリティマラソンランナーだったんですよね。当時の山口さんは25歳。ジャニーズとしては初めてのランナーでした。ちなみに、翌年は19歳のV6森田剛さんが走っています。記憶に新しいところでは、14年にTOKIO城島茂さんが43歳でランナーを務めましたけど、あのときの手紙も泣けた……! 『ザ!鉄腕!DASH!!』(同)でお世話になった、三瓶明雄さんへの手紙でした。とにかく『24時間テレビ』といえば、手紙ですよ、手紙!

 スペシャルドラマも泣ける題材が多いし、マラソンランナーがゴールする瞬間も泣けます。“お涙ちょうだい番組”とも言われますけど、泣いちゃうものは泣いちゃうんですよねえ……。今年はどんな感動があるのか、そしてSexy Zoneの活躍が楽しみですね!

■トモノトモエ
 “ジャニオタ歴30年”の事務所担ライター。初めて行ったコンサートは少年御三家の武道館公演。1番初めに好きになったのは少年隊。酸いも甘いも味わってきたジャニオタライフを活かし、全ジャニオタに役立つ情報を発信している。近著に『嵐のコンビ愛 まとめBOOK』『踊る! Kis-My-Ft2 with A.B.C-Z 大辞典~パーフェクトデータブック』(いずれもサイゾー)。

最終更新:2018/02/12 18:00
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