【ジャニーズ研究会レポート】

『音楽チャンプ』打ち切りも、惜しむ声ナシ!? 関ジャニ∞村上ファンも「見てない」「面白くない」

2018/02/02 14:00
村上信五
視聴率を支えていたのは“森公美子ファン”だった可能性

 関ジャニ∞村上信五と女優の黒木瞳が司会を務めるバラエティ番組『今夜、誕生!音楽チャンプ』(テレビ朝日系)が、3月末で放送終了すると報道された。同番組は、昨年6月に特別番組として放送されたのち、10月からレギュラー番組として始動。日曜日のプライム帯での放送とあって視聴率も期待されたが、昨年12月3日の放送で9.5%(ビデオリサーチ調べ、関東地区。以下同)を記録した以外は、4~6%をウロウロするような状態で、決して良い数字とは言えない状態だった。打ち切りになった理由についてテレビ朝日は「視聴率の低迷など、さまざまな要素を総合的に判断した結果」と説明している。

 約半年で放送終了となれば、関ジャニ∞や村上のファンにとっては“悲しい知らせ”なのだろうが、その反応は意外にも冷静。ネット上では「『音楽チャンプ』打ち切りなんだね……なんか興味わかなくて、ほとんど見てないけど」「半年で打ち切りなんだ。まぁ正直、あんまり面白くないもんなあ」「村上くんが出てたから最初の方は見てたけど、つまらなくて見なくなったわ。打ち切りはやむなしだな」という意見が見受けられ、出演者のファンであっても『音楽チャンプ』を見ていない人が多かったようだ。

 また、関ジャニ∞ファンからは「テレ朝は学習しない」という厳しい声も。というのも、2011年~15年に同局で放送されていた関ジャニ∞の冠番組『関ジャニの仕分け∞』も、『音楽チャンプ』と同じような末路をたどっているのだ。

 『関ジャニの仕分け∞』は、世の中のあらゆるものを「ある・なし」「出来る・出来ない」に仕分けていくといった内容のバラエティ番組で、関ジャニ∞メンバーが体を張って調査する姿がファンの間で話題となっていた。しかし、番組内容は次第に変化。ゲストがカラオケ採点機能を使って勝負するものや、女性芸能人・アスリートがリンボーダンス対決をするものなどが中心で放送され、関ジャニ∞は勝敗を予想するだけの立場になっていった。

 これが影響しているのか、視聴率も次第に低迷。13年1月には番組最高視聴率16.2%を記録するも、14年7月のスペシャル放送では、なんと5.0%にまでガタ落ちしている。その後も視聴率が回復することはなく、『関ジャニの仕分け∞』もまた、ひっそりと姿を消している。

 『仕分け∞』と『音楽チャンプ』は去り際が似ているだけでなく、両番組を見ている人にとっては新鮮味がなかったよう。『仕分け∞』終了前はゲストのカラオケ採点が中心であったが、『音楽チャンプ』も“次世代のスター”を目指すプロ・アマチュアの歌手やピアニストが登場し、審査員から評価を受けるという内容だ。関ジャニ∞ファンからは「『音楽チャンプ』は『仕分け∞』の最後の方を見てるみたいでおもしろくなかった」「なぜテレ朝は『仕分け∞』のカラオケみたいなことを続けようとしたの……あれ全然おもしろくなかったじゃん」「『仕分け∞』みたいな番組またやるの!? って思ってたけど、案の定打ち切り……学習しないね」との声が上がっており、やはり『音楽チャンプ』の終了を惜しむ声は少ない。

 「二度あることは三度ある」ということわざがあるが、このままではまた同じことが起こってしまいそう。テレビ局には、村上や関ジャニ∞メンバーの個性を活かし、長続きする番組作りをお願いしたいものだ。

最終更新:2018/02/02 14:00

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