角川慶子の「シロウトで保育園作りました」第151回

Nintendo Switchを、業者から「定価+1万円」で購入……クリスマスのパパママは必死です!

2018/01/06 16:00
kadokawasan151
毎年、氏神様への初詣でおみくじを引くのですが、今年は家族全員大吉でした。楽しみな1年です!

 あけましておめでとうございます。この原稿を書いている今、お正月だっていうのに仕事のことが気になり、経営する保育園に来ています。保育園ではメダカを飼っているので、餌を食べさせないといけません。以前、休み中一度も餌を食べさせなかったら、メダカ同士が共食いをして骨だけになっていました。なので、今回は冬休み期間中、2回食べさせに出勤です。

 4日から営業なのですが、3日の夜には翌日の食材(給食)を用意しないといけないし、筑前煮の干し椎茸を戻したり、仕事納めから始業日まで海外に行くなんて無理です。自分の会社だからしょうがないですね。

 当たり前ですが、経営者の私は有給がないので、とにかく毎日働いています。11月の秋休み(小学校お受験期間)だけは、毎年娘と旅行へ行っているのですが、あとはカレンダー通りです。まあ、来客や打ち合わせがなければ、午前10時頃に出勤してもいいし、自由なので窮屈さは感じません。

■保育園に来るサンタさんの正体は……

 12月22日は、毎年恒例クリスマス会を行いました。午前は「衾の森こども園」、午後は「駒沢の森こども園」と、時間差で行ったのですが、もうヘロヘロです。毎年園児のお父さんにサンタを頼んでいて(ノリがよく、保育園と仲がいい方にオファーしています!)、「自分のパパがサンタだと気づく子」「まったく気づかない子」と、いろいろいます。家に帰ってから「お父さんってサンタだったんだね」と複雑な顔をする子もいれば、能天気に「サンタが保育園にきたよ」と言う子もいて、後日談を聞くのが楽しみなんです。しかし今年はサンタ役の保護者の考えで、ほかの園児が帰ってから、自分の子どもに正体を明かすことになりました。

 その園児は、最初サンタと距離があって、抱っこされるのもちょっとイヤそうにしていたので、どうなることかと見守っていたのですが、お父さんが、いつも通りの口調で「Sちゃん!」というと、不思議そうにはしていたものの、まだお父さんと気づかず。つけ眉とつけ髭を取って、そこで「パパ!?」と気づきました。「保育園のサンタはパパで、24日の夜にフィンランドから来るのが、本当のサンタ」と、理解してくれたみたいです。

Nintendo Switch Joy-Con (L) ネオンブルー/ (R) ネオンレッド
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