ジャニーズ小ネタ
【ジャニーズ研究会レポート】

ある意味天才!? 嵐・松本潤が作った“あるモノ”が、不気味すぎてファンどん引き!

2017/12/03 10:00
松本潤
MJのこういうところがオタクの心をつかんで離さない

 嵐の冠番組『VS嵐』(フジテレビ系)の11月30日放送に、Hey!Say!JUMP山田涼介が主演を務めた映画『鋼の錬金術師』チームから山田のほか、女優の本田翼、俳優の佐藤隆太、本郷奏多らが登場した。

 ジャニーズ事務所の後輩が登場すると嵐との共演に緊張していることが多いのだが、山田の場合は今回で9回目の登場と“準レギュラー”といってもいいほど。そのため、終始リラックスした表情でゲームに臨み、体調は万全の様子であった。山田は映画『鋼の錬金術師』の撮影中に隣のスタジオで映画撮影していた大野智や二宮和也に会ったというエピソードも明かしていた。

 自信満々の山田だったが、登場のたびに鬼門となっている、ボールを蹴って点数の書かれている的を倒す「キッキングスナイパー」では、例のごとくサッカー経験値を生かせず。続く、巨大ホッケーリンク上で、チーム代表6名がひとつのパックをリレーでつなぎ、ゴールに入れるゲーム「バウンドホッケー」でも、山田はゲッターを任されたのだが、パックをゴールに入れることができずに散々な結果になっていた。

 だが、そんな山田が活躍できる場面が訪れた。それは今回特別企画として用意された、与えられたお題に沿って粘土を使って表現し、それが何かをチームメンバーが答えるという「粘土で相手に伝えろ!黄金の練金術師」というコーナーでのこと。

 まず、嵐チームで最初に挑戦したのは、作り手・相葉雅紀、回答者・櫻井翔のコンビ。久々に粘土をさわったという相葉は、「ボクらの小っちゃい頃の粘土とまた違う。軽いし、全然手につかないし!」と粘土の進化に驚きを隠せない様子。「キス」のお題で制作した粘土では、まず“立体的な唇を2つ作る”という独創的な発想を見せるものの、櫻井が相葉の考えを汲み取って見事正解。

 続いて、作り手・大野、回答者・二宮コンビで挑戦した時のお題は「カバ」。難しいテーマではあったが、普段から粘土をさわっているという大野は、誰が見ても「カバ」と回答できるほどの完成度の高さを見せつけ、もちろん二宮もすぐに正解を導き出していた。

 そして最後が、作り手・松本潤、回答者・お笑い芸人千鳥の2人。その対戦相手として山田が作り手、回答者が本田、内山信二となりこのコーナーに挑戦した。松本は、「美術とか見るの大好き! ただ、作るのマジで苦手」とゲーム開始前から不安を吐露しており、千鳥の2人に「オレの思考を感じ取ってね」と難しいお願いをする一幕も。

 松本は「カマキリ」というお題に悪戦苦闘する中、櫻井から「自分のペースでね。ペース乱さない」と声援をもらうものの、「え? これって(カマキリの“カマ”の部分)どうやって表現すんの?」と何をどうやって作ればいいのかわからない様子。そして最終的にできあがったのは、スタジオからも悲鳴がでるほど、巨大で不気味な物体だった。

 一方の山田は、なんと小学生の頃に美術のアトリエに通っていたことがあるのだとか。それも「粘土をやってたんです!」とこのゲームには自信がある様子。実際、道具も駆使して上手に作り上げていき、見事なカマキリを完成させたのだった。

 松本の作品は、かろうじで足の数から「虫っぽい」というのはわかるのだが、あまりにも酷すぎる物体を前に自分で「いや~、これはひどいな」と出来の悪さを嘆いていた。完成品を見てすぐにカマキリと正解を導き出した山田チームに対して、松本のパートナーである千鳥は、結局何であるかわからず「シャコ」と回答し、不正解となってしまったのだった。

 松本の作った物体がモニターに映るたびにスタジオからは悲鳴が上がっていたが、松本によると「先週、カマキリ見てんの。オレが見たカマキリ、作ったらこうなった」ともはや開き直っている様子。その姿もさることながら、20cm超えというサイズの大きさもツッコまれていたが、そこは櫻井が「でも松潤のマジ強そう!」とフォローを入れて、スタジオの笑いを誘っていた。

 放送を見ていたファンの間では、「松潤が見たっていうカマキリって“カマキリ先生”のこと?」と思う人が多くいたよう。“カマキリ先生”とは、『香川照之の昆虫すごいぜ!』(NHK Eテレ)という番組で、カマキリの着ぐるみを着て出演している香川のことを指すが、以前櫻井が司会を務める『櫻井・有吉THE夜会』(TBS系)で松本がこのカマキリ先生と対面し、松本自身も頭だけ被ったことがあったためか、そう思ったファンが多かったようだ。

 確かに、松潤のつくったカマキリの頭の大きさは、どちらかといえば虫のカマキリよりもカマキリ先生にそっくり。いっそのこと、「カマキリ先生を作りました」と言った方が「そっくり」と褒められていたかもしれない。
(吉本あや/ライター)

最終更新:2017/12/03 10:00
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