セクハラ、レイプ告発が止まらない

「俺と結婚するかもしれないじゃん」ニック・カーター、全盛期のレイプ事件を告発される

2017/11/24 20:06

「俺と結婚するかもしれないじゃん」

「18歳の頃から“起こらなかった”ふりをしてきた事実を、これからみなさんにお話しします。死ぬまで誰にも話さないつもりだった“負の秘密”、苦しみながら沈黙し続けてきた秘密です」という書き出しで、「ほかのレイプ被害者や性的暴行被害者のように、なぜ、もっと早く告発しなかったのかという疑問を抱くでしょうね」「実際には、告発しようとしたんです。レイプされてしばらくしてから、当時のマネジャーに『告発したい』って相談し、彼はこの件について調査をしてから、『いい弁護士を探すからね』と言ってくれました。私は告発する気満々だったんです」と、レイプ被害に遭った経験を激白した。

 そして、「でも、私をレイプした相手には、この国で最も力のある弁護士が付いていることが判明。私はお金がなかったし、影響力もなく、相手を敗訴させる力のある弁護士へのコネもなかった。周囲の誰もが、屈辱的な思いをするだけ、売名行為だととられ、キャリア的にも個人的にも大きなダメージを受けるから、告発するのはやめた方がいいと言いました」「私は当時、キャリアを積み上げている最中でした。私をレイプした相手から、これ以上傷つけられ、これからの人生を狂わされるのは嫌だった」と、当時、告発を断念した経緯を説明した。

 メリッサは続けて、「私をレイプした相手とは、初対面ではありませんでした」「私をレイプした加害者は当時も今も、とても有名なボーイズバンドに属しています。その彼が私に恋愛感情を抱いていると、彼の代理人が私のレーベルに連絡をしてきたんです。2人を電話で話させたいと」「レーベルは、私が彼とビビッとくるのを期待していましたが、当時私には、きちんとしたお付き合いをしている男性がいました。ボーイフレンドには、“その気は全まったくない。でもレーベルの顔を立てるために、電話は受ける”と説明したんです」「そして、電話を受けました。電話の彼はとても礼儀正しく、短い会話で済みました」と淡々と説明。

 長くなるので以下、要約していくが、メリッサと“彼”はのちにテレビ映画で共演し、その頃には恋人と別れていた彼女は、彼からのホームパーティーの誘いに応じる。友人らと楽しく健全に過ごした後、事件は起きた。「制作中の曲を聞かせてあげる」と彼の仕事部屋で2人きりになり、「ごく自然に彼とキス」すると、いかにもありがちな、ロマンチックな状況に持ち込まれたことを明かした。

 ここでメリッサは「彼は、私が処女だってことを知っていました。私はクリスチャンで、結婚するまで純潔を守ることを大事にしていると、普段から周囲に話していたからです」と主張。

「彼は私の手をとり、隣接したバスルームに連れて行きました。彼はバスルームのドアを閉め、『ここで何をするの?』と聞いても答えず、キスをし続けました。そして私を抱き上げ、バスルームのカウンターの上に座らせ、私のズボンのボタンを外し始めたんです。私は『これ以上はやりたくない』と言いました」「でも、彼は聞いてくれなかった。私の気持ちなど、彼にとってはどうでもいいことだったんです」

「彼は、こう言いました。『心配するなよ。誰にも言わないから』と」「『そういうことじゃない』と反論しましたが、彼は私のパンツを脱がせ、クンニを始めました。『やめて』と懇願しても彼は舐め続けました」

「誰かがバスルームのドアをノックしたので、彼は別のバスルームに私を連れて行き、行為を続行。彼もパンツを脱ぎました。ナイトライトしか点いていなかったけれど、バスルームの鏡で全てが見えました。彼はバスルームカウンターに座り、私にフェラチオするように要求。嫌だと言ったら怒り『俺はやってやったんだから。お返しするのが筋だろう』と言われました。

「ものすごく怒ってイライラしている彼に怖くなり、その場から逃げ出すことができず。彼の力は強く、体も私より大きかった。ドアを開けて助けを求めるなんて論外でした」「だから彼が私の手を取りペニスを握らせた時、もうやるしかないんだって諦めました。自分の意思に反すること性的暴行を受けている、ヘドが出るような自分の姿を鏡で見ながら」と、オーラルセックスを強要させられたことを明かした。

 事態は、それだけでは終わらなかった。ベッドルームに連れて行かれた後も、宗教的な理由から婚前交渉はしたくないのだと訴える彼女に、相手の男は「俺が夫になるかもしれないじゃないか」とささやいたという。彼には、「やめるなんて選択はなかったんです」とのこと。

「彼はすごく重くて、下にいる私は逃げることなんてできませんでした。彼が何かを私の中に入れるのを感じました。何を入れたのかと聞くと、彼は再び私の耳元でこうささやきました」「君の中に入ってるのは全部俺だよ、ベイビー」

 彼女はすべてを諦めて無抵抗になり、「何もなかったことにしよう」と思いながら眠ったという。一緒にパーティーに来ていた友人に朝起こされた時には、彼女をレイプした加害者はどこにもおらず、彼女は逃げるように家を出たそうだ。その後、男はしつこく連絡を取ってきたものの、彼女が全て無視。汚い捨て台詞をメッセージに残して、去ったという。

バックストリート・ボーイズ
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