ライブ“ドタキャン”浜崎あゆみに元側近もあきれ顔「昔はプロ意識の塊だったのに……」

2017/11/23 10:00

 ライブのドタキャンに仮病説まで飛び出してファン離れが止まらない浜崎あゆみに、かつてあゆと“同居”した元スタッフのA氏もあきれ顔だ。

「今では信じられないかもしれませんが、あゆは昔、プロ意識の塊のような歌手だったんです。高熱でドクターストップがかかっていても、ライブ会場に着くと別人のようにシャキッとしてステージをこなし、終わってからバッタリ倒れ、病院直行ってこともありました。あの頃の彼女を知る人なら、現在の彼女が別人に見えるのでは」

 A氏は、あゆの母親が経営する生花店に就職したが、あゆの側近として身の回りの世話をしていたことがあるという。あゆの住んでいた都内のビルに同居したこともあり、一時期のあゆの私生活については、かなり詳しそうだ。

「世間では長瀬智也と交際しているとされていたとき、あゆには別の恋人がいて、隠すのに必死だったこともありますよ」(同)

 こんな話もできるほど、あゆに近い存在だったわけだが、以前どんな体調でもライブをきっちりこなす姿勢を見て「心から尊敬していた」という。

 しかし、近年、あゆは激太りが指摘されるなど、若い女性のファッションリーダーだった頃の面影は消えた。自らネット上にアップする画像は体が細く見えるよう加工されたものばかりで、カリスマ感も減退している。さらに、開催中の全国ツアーでは、“ダメ押し”ともいうべきトラブルを続発させている。

 9月、徳島公演が延期されたのは台風を理由としたものだったが、当日発表だったため中止を知らずに現地入りしたファンが多数いて、混乱を引き起こした。当日の天候はそこまで悪化しておらず、同日、安室奈美恵と倖田來未は、それぞれ九州と沖縄で予定通りライブをこなしており、ファンからは「あゆはやる気がない」との声が漏れた。

 その批判をかわしたい狙いがあったのか、10月に兵庫公演が台風でこれまた当日発表の延期になると、グッズ売り場に登場して「神対応」などと騒がれたが、これはファンから「今後中止となっても、ファンがあゆの登場を期待して会場に行ってしまい、混乱を招くのでは?」との批判も出た。

 11月10日、大阪公演は機材トラブルで開演が1時間以上遅れて、曲数をカットして行う失態。もともと公演開始時間の遅れがちな印象のあるあゆだけに、ファンからは危機管理不足として、また批判の声が上がった。

 そして極めつきは17日、仙台公演が開場20分後に気管支炎で中止という、前代未聞のドタキャン発表となったことだ。

 当然、会場内のファンは騒然。関東・東北の他県より足を運んだファンからは「せめて、なぜ前日に発表してくれなかったのか」といったクレームが巻き起こった。公式サイト上では、「台風によるツアースケジュールの変更が重なったこともあり、本日医師より過労による急性気管支炎という診断内容を受けドクターストップがかかりました」(原文ママ)と説明されている。

 しかし、あゆはその数日前、SNSで「朝から夢中で汗だくになってキックボードをやり続けてたら、ド派手に転んでひとりで薬局にマキロン買いに行きました」などと、海外と思われるリゾート地での呑気な話を書いており、とても過労状態にあるようには見えなかったのである。

 あゆ当人は「自己管理を含めてのプロです。何の言い訳もありません」と批判を受け入れる姿勢を見せたが、キックボードで遊んでいたのだから、コンディション調整がルーズだったのは否めない。ファンからは「仮病説」もささやかれる始末だ。

 前出A氏によると「あゆは昔、精神面が弱く、恋人とケンカするとか、私生活でつらいことが起きたとき、錯乱することもよくありました。もし仮病なら、それに似た理由が起こったのかもしれません」と話す。

「若い頃の彼女は体調不良を耐えてでもライブはしっかりやっていたので、別の理由があるようにも見えますし、そうでなきゃ、もう昔のプロ意識はなくなったとしか思えないです。ただ、彼女はもともと体調管理がルーズで、食生活にもまったく気を配っていませんでしたが……」(同)

 最近は、激太り時代のマライア・キャリーばりにステージ衣装がパンパンだったりする姿が見られるあゆ。公演の延期すべてが彼女の責任ではなかったにせよ、かつてのスタッフから失望されているのは確かなようだ。
 (文=片岡亮/NEWSIDER Tokyo)

最終更新:2017/11/23 10:00
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