“ゲス不倫”から現実逃避を続ける渡辺謙 『西郷どん』終わる1年後には「地獄」が待っている!?

2017/10/16 10:00

“ゲス不倫”発覚以降、妻である女優の南果歩との話し合いを避け続けているという、ハリウッド俳優の渡辺謙。来年放送のNHK大河ドラマ『西郷どん』の収録を口実に、現実逃避しているさなかに、南が今年の春から精神疾患を患っていたことを告白。事実上の三くだり半を突き付けられることとなった。

 思えば、これまでの渡辺の人生は現実逃避の積み重ねだったような気がする。2002年に渡辺は、劇団「円」から大手プロ・ケイダッシュに移籍。渡辺は移籍理由について「プロ野球でいうFAのようなもの」と語ったが、真相は“女性スキャンダル”の防御のためだった。移籍前に渡辺は、当時、元俳優の高知東生と結婚していた女優の高島礼子との“W不倫”を女性週刊誌に報じられた。所属の円ではガードしきれないために、大手のケイダッシュに移籍したのである。

 ところが、皮肉にも移籍直後に妻だったU子さんの“借金トラブル”が発覚。渡辺は借金の責任をU子さんに押し付け、別居。長男の渡辺大、長女の杏もU子さんに預けることで、現実逃避した。挙げ句は離婚裁判を起こして、借金トラブルから逃れることとなったのだ。

 その後、離婚裁判中に関係が深くなった南と再婚。2年前には南のために、東京・世田谷区に“6億円豪邸”を建築。昨年の2月に南が乳がんを発症した際は、手術を受ける妻を支える献身的な夫を演じていたが、今年の3月に21歳年下の元ホステスで、ジュエリーデザイナーのA子さんとの4年以上にわたる不倫関係を「週刊文春」(文藝春秋)に報じられ、南を裏切っていたことが明らかになった。

 南は怒りをぶつけたいところだったが、7月から連続ドラマ『定年女子』(NHK BSプレミアム)が始まることもあり、番組に迷惑がかかるのを懸念し、怒りを抑えて沈黙した。

 それをいいことに、マスコミの前から逃げ回っていた渡辺だったが、『西郷どん』の収録が迫り、やむを得ず謝罪会見を行った。収録現場にマスコミが押し寄せるのを恐れたのだ。

 渡辺としては、会見をしたことで離婚を乗り切ったと思い、肝心な南との話し合いもせずに、現実逃避を続けていたのだろう。そんな渡辺は、まさか、南が公の場で“夫の不倫が原因で、精神疾患を患っていた”と告白するとは思っていなかったに違いない。

 南は10月1日に開催された乳がんの早期発見を啓発する「15周年ピンクリボンシンポジウム」に出席。その中で「今年の春から精神的に(がんとは別に)疾患が出て別の闘病があった」と告白。BSのドラマは一度断ったが、「目の前にいる、いろんな人を信じなければ、私は一生、人を信じられないかも」と考え直してオファーを受けた事実を明かした。この告白から、南が渡辺に裏切られて人間不信に陥ったことが読み取れる。

 予想もしなかった南からの告白で、渡辺にすべての非があることがわかった。それでもなお、渡辺が現実逃避を続けるならば、大河が終了する1年後には地獄が待っているだろう。これも自業自得かもしれない。
(文=本多圭)

最終更新:2017/10/16 10:00
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