レッドフォードの愛され方がすごい

ジェーン・フォンダ79歳、ベッドシーンが短くて欲求不満!? 「このために生きてるのに」!

「彼ったら、なんて素敵なのかしら…」

 ジェーンは、「小さな素晴らしい街に住む老人2人が主人公の物語なの。ケント・ハーアフの小説が原作の、美しい物語なのよ」「それまで接点はなかったんだけど、年を取って、スキャンダルに苦しめられてきた男やもめの彼に、未亡人の私が『お互い寂しく過ごしてきたんだし、これから夜は一緒に寝ない?』と誘うの」「ベッドではね、いろいろな会話をするの」と説明する。

「それって、結構いい話ですよね?」というエレンに、ジェーンは「そうね。でもね。それ(会話)以上のことだって起こり得るわけなのよ」と、はにかみながら付け加える。

 エレンは待ってましたとばかりに、「本作品のラブシーンに関して不満があるとのことですが?」と質問。「そう、最終的にラブシーンがあるのよ。それがあることについては満足しているわ。私が不満なのは、そのラブシーンが、とても短かったことなのよ!」とキッパリと言い放った。

「なるほど」とうなずいたエレンは、「ロバートさんとは、これまで何度も一緒のベッドに入ってきたわけですしね。今回も、もっと長いラブシーンがあるだろうって期待されたんでしょうねぇ」とフォローしながら、ジェーンとロバートの過去の共演作での「懐かしい」写真をバックスクリーンで紹介する。

 若かりし頃の白黒写真を見つめながら、ジェーンは「あらぁ」「もう、彼ったら、なんて素敵なのかしら」と、うっとりした声を出し、「これは『逃亡地帯』(66)ね。これが彼との初共演だったのよ。次に『裸足で散歩』(67)で共演して。この作品では、たくさんのベッドシーンがあったのよ」と回想。バックスクリーンで紹介されるキスシーンのショットを眺め「オ~、もう……」と再びうっとりした顔でため息をつき、ベッドシーンのショットになると指をさし、うれしそうな表情を浮かべた。

 ジェーンとロバートは、これまでに3度共演している。ジェーンは『逃亡地帯』では29歳、『裸足で散歩』では30歳、『出逢い』(79)では42歳だった。今回の『Our Souls at Night』は実に38年ぶりの共演となったわけだが、彼女にとってロバートは、いつまでも若くて硬派なハンサム男性なのだろう。

 ジェーンは3月にも『エレンの部屋』に出演しており、そのときもロバートについて、「本当にハンサムよね。今も、とてもハンサムだわ」「彼の瞳を見ると、もうメロメロになっちゃうの」「共演するたびに恋に落ちるわ」と告白している。「彼ってキスうまいの?」「えぇ」「『Our Souls at Night』でもキスした?」「えぇ」とうっとり答え、「昔は撮影中に話してくれないと、私なんか気に触ることしたかな?って落ち込んでたけど、今はね。(腕をつつきながら)『なんなのよ』ってやっちゃう」と茶目っ気たっぷりに明かした。

 今月初めに開催された第74回ベネチア国際映画祭にロバートと一緒に出席し、2人そろって栄誉金獅子賞を受賞した時の会見では、「私たちは結婚したばかりの若夫婦役を演じたことがあるけど、今回は恋愛する年配カップルを演じたわ……年配者のセックスもね」と赤裸々に説明。

「でも、監督は、セックスシーンをすぐにカットしちゃったのよ。だから、本当にちょっとだけしかできなかった」「私は、彼とのセックスシーンのために生きてるのに」と真顔で不満をぶちまけた。

 続けて『グレイス&フランキー』で彼女が演じる役について「もう3人の男性とお付き合いしたのよ」とうれしそう語り、「年配女性だって恋愛を楽しむんだということを世間に知らしめることができて光栄だ」と発言。

 セックスについても「私もしわしわだけど、彼だってしわしわでしょ?女性のほうが度胸があるから、何も失うものはないって思えるのよ」とぶっちゃけ、年齢を重ねるにつれ、女性はセックスがとても楽しめるようになれるのだと持論を説いていた。

 ロバートは、『Our Souls at Night』のプロデューサーも務めている。彼は「死ぬ前にもう1作、ジェーンと共演したかったんだ」と言葉を選ぶように語ったが、共演するたびロバートと恋に落ちていたというジェーンは「彼と恋に落ちる感覚を、また味わいたかった」から出演を引き受けたと説明。「20代、そして80歳近くなってまたロバートとキスをした。もう最高ね」と打ち明け、会見会場を沸かせた。

 ジェーンは、ロバートとのラブシーンをうれしそうに語った『エレンの部屋』の後、米NBC局の朝の情報ニュース番組『Today』にロバートと一緒に出演した。そこでは女性司会者から「美容整形されていることは認めてらっしゃいますよね。でも、美容整形を受けて後悔しているという記事も読んだことがありますが。こんなに美しく仕上がっているのに、どうしてですか?」と質問され、静かに激怒。「それ、今本当に話題にすべきことかしら?」と、きつい口調で突き返している。ネット上は「ロバートの前で恥をかかされたと思ったのだろう」「セックスについてはオープンだけど、美容整形についてまではオープンにしたくない。高齢女子の微妙な女心なんだろう」と盛り上がっていた。

 前述のエミー賞授賞式では、『グレイス&フランキー』で共演中のジェーンとリリー、そしてもうひとり『9時から5時まで』の主演だったドリー・パートン(71)の3人がそろってプレゼンターとしてステージに登場した。全員70歳以上なのに、姿勢は良いし、足取りも軽やか、しゃべりも滑らか、そして何よりも美しいことに、全米が驚愕。「70代も全然イケるじゃないか!」と彼女たちをたたえる声が膨らんだ。アメリカでも高齢化社会は問題になっているが、3人を見て「若々しく、楽しそうな高齢者もいる!」と励まされた人は多かったようだ。

 ジェーンのように、年相応の仕事や恋愛も大いに楽しむ人が増えれば、老いを悲観せずに済むかもしれない。エアロビクスやヨガを続けて体の柔軟性を維持すれば、彼女と同様にいつまでもセックスライフを楽しめる可能性も大。高齢ワンダフルライフのリーダー的存在であるジェーンから、今後ますます目が離せそうにない。

最終更新:2017/09/29 19:10
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