とよたまさんは今いずこ?

4カ月で報酬240万円!? 豊田真由子氏秘書に永田町がうわさする、「給与搾取」疑惑! 

2017/09/01 21:20

働いていないのに240万円を支給?

 仮に一部報道の通り、6月30日付で政策秘書の登録手続きがされていた場合でも、6月分の給与の支払いはあります。そして、9月1日に解職届が衆議院議員課へ提出されたという秘書仲間からの目撃情報がありますので、9月分の給与も支払われます。松森町議の場合、過去の秘書歴や年齢(49歳以上)を考慮すると60万円程度が政策秘書としての月給と考えられます。そうすると、6~9月の4カ月分の給与、約240万円が衆議院から支給されている計算になります。

 6月といえば、秘書たちも「豊田議員と連絡が取れない」と報道陣に答えていた時期です。8月末に週刊誌の記者が豊田事務所に確認したところ、いまだに本人と連絡が取れないという回答だったそうです。連絡が取れない豊田議員から、どうやって秘書採用の了承をもらえたのでしょうか? 暴力を振るわれたとされる前任の政策秘書が解職されたのが5月31日ですから、6月分の政策秘書給与がもったいないと夫妻で話し合って、勝手に登録した可能性が非常に高いと思われます。

 実は、兼職届が公開されるのは、提出から2カ月後なんです。ですから、2カ月以内に兼職届を取り下げれば公開されません。もしかしたら、公開される前に登録を抹消してしまおうと思っていたのに、どこかから情報が洩れちゃったというのが実情ではないかと、神澤は思っています。真相は、豊田議員、当事者の秘書たちしかわかりませんけどね。

■2カ月無断欠勤と同じ状態

「まさか、本人(豊田議員)が知らなかったとは思わないから、名義貸しで寄付させて、当面、私設秘書の給料とか事務所経費を賄おうとしたんじゃないの?」

 知り合いの自民党の秘書が嘆いていました。つまり名目だけの「秘書」として松森町議を雇い、報酬の一部を豊田事務所に「寄付」させて、事務所の経費に充てたのではないかということです。でも、松森町議は、神奈川県議との金銭トラブルも報じられていましたし、公金から給与ももらって、自分たちの懐へ入れてしまおうとしたのではないかと、神澤は疑っています。

 この疑惑にも、とよたまさんはきちんと会見すべきだと思うのですが、どこにいらっしゃるのでしょう。古巣の自民党にも迷惑をかけ続けていますし、それよりも何よりも、国会議員として「歳費」という税金からの公金をいただいているのですから、国民のためにしっかりと仕事していただきたい。今の状態は、民間企業で言えば、2カ月以上も無断欠勤をしているのに、給料をもらい続けていることになるのですよ。「許せない!」と多くの人が思っています。まずは、きちんと会見をし、説明責任を果たすべきです。
(神澤志万)

最終更新:2017/09/01 21:20
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