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「西内まりやは女優じゃない」2017年上半期“パッとしなかった連ドラ主演女優”ランキング

2017/07/08 15:00

春ドラマ編

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『桜子さんの足下には死体が埋まっている』(フジテレビ系)公式サイトより

 31票で1位に躍り出たのは、『桜子さんの足下には死体が埋まっている』(フジテレビ系)で、三度の飯より骨が好きなドSプロ標本士を演じた、観月ありさ。

「『ナースのお仕事』のような生き生きした感じがなく、いかにも役作りをしているような気がした」(50代/女性)
「何となく、今までの雰囲気、演技と変わらない感じがして、マンネリ感があった」(30代/男性)

 など、観月の演技力自体を疑問視する声が続出する結果に。また、観月にとって“26年連続30作品目の連ドラ主演達成”という節目の作品だったこともあり、

「観月ありさが主演とか、もう昔の人だと思うので見る気がしない」(40代/女性)
「視聴率も振るわなかったようだし、もう主演にこだわるのをやめたらいいのに」(40代/女性)

というのが視聴者の本音のようだ。なお、原作はweb小説から書籍化や漫画化され、シリーズ累計部数100万部を超える人気ミステリーだけに、「櫻子は、原作では20代半ばの設定なのに、ドラマでは40歳の観月ありさが演じていた」(30代/女性)と、原作とかけ離れたキャスティングに違和感を覚えた人も少なくないようだ。

 2位は『人は見た目が100パーセント』(同)で女子力ゼロの“リケジョ”役に挑戦した、桐谷美玲で23票を獲得。同性からは「もともと綺麗な方なので、見た目に問題があるような役を演じてもピンと来ない」(20代/女性)と、ブーイングの嵐。だが、それ以上に多く見られたのが、

「ストーリーがありえないことに加えて、演技力に問題あり。セリフの棒読みと感情表現に関しては、見ているこちらが恥ずかしくなった」(60代/女性)
「表情が全て一緒。変化や動きが少ないためあまり演技向けではないような気がする」(20代/女性)

 さらに、「ブルゾンちえみのほうがはまっていた」(40代/女性)など、脇役に話題をさらわれる散々な結果となった。

 同率3位となったのは、『あなたのことはそれほど』(TBS系)の波瑠と、『母になる』(日本テレビ)の沢尻エリカで、それぞれ20票。波瑠は、これまでの清純なイメージを覆す、不倫妻で新境地の開拓に挑んだが、「波瑠の役柄にあまり合っていない感じで、パッとしなかった印象が強い」(30代/女性)など、「女優本人のイメージと役が違いすぎる上、それが納得できるだけの演技ではなかった」(30代/男性)とハマりきれなかった様子。

 また、「朝ドラのときはものすごく素敵な人だと思っていたけれど、それ以外のドラマで見るとあまりよく見えない」(40代/男性)など、「周りがアクの強い役だったのもあるけど、役が霞んでしまった気がする」(30代/女性)といった声も多く聞かれた。

 沢尻エリカは、母親役への挑戦となったが、「沢尻エリカの母親役に無理があったような気がする。小池栄子の演技の方に見入ってしまった」(30代/女性)「母としてのおおらかさや包容力が、彼女には感じられなかった」(60代/女性)など、「役にあまりハマっている印象がないまま最終回を迎えてしまった」(30代/女性)と感じた人がほとんどだったようだ。

 そのため、「小池栄子のインパクトが強かった」(30代/女性)「ドラマを少し見たけれど、ぱっと見、誰が主人公なのかわからなかった」(20代/女性)といった声も多く、「キャスティングミスで、エリカ様の良さが出し切れていなかった」(40代/女性)ことが、こうした評価につながってしまったのかもしれない。

 5位は6票で『緊急取調室』(テレビ朝日系)で刑事役を演じた天海祐希。これまで数々の話題作を演じてきた天海だが、「大女優の天海祐希にしては、良い印象に残るシーンがなかった」(40代/男性)「いつもならもっと人気が出そうなのに、今回はそうでもなかった」(30代/女性)と、期待外れ感が否めなかった様子。ただ、天海のイメージに沿った役柄が多いためか、「いつも似通った感じがするので、独創的な発想を願いたい」(50代/男性)と、似たキャラクターでも演じ分ける演技力に期待する声も聞かれた。

 17年上半期の冬/春ドラマ別で、パッとしなかった主演女優を振り返ってみたが、最も投票数が多かったのは、西内まりやという結果に。『突然ですが、明日結婚します』は、全話平均視聴率6.6%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)と、月9史上ワーストという不名誉な記録を残した作品でもあり、マスコミ関係者の間では、「西内はゴールデン/プライム帯の主演を干されるだろう」との話もささやかれているようだ。果たして西内に、リベンジのチャンスは巡ってくるのだろうか。

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