【連載】美容整形Dr.高須幹弥に訊く!

ヴァニラのような“人形願望”患者は「自己否定が強い」――Dr.高須幹弥がその素顔を語る

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『超整形美人』(竹書房)

【第42回】「高須幹弥センセイ、人形願望を持つ患者さんについて教えて!」
 「お人形になりたい」との願望から、数千万円をかけて美容整形を繰り返しているタレントのヴァニラとアレン。一般人の中にも、こうした「人形願望」を持つ人が少なからずいるという。彼、彼女たちは、なぜ「人形になりたい」のか? その願望の根底にある感情とは? 高須クリニック名古屋院・院長の高須幹弥先生のところにも、人形願望を持つ患者さんは来るんですか?

■人形顔はどんな施術ででき上がる?

 ヴァニラさんやアレンさんほどストイックではありませんが、“人形顔”を希望してこられる患者さんは結構いらっしゃいますよ。“アニメやゲームの登場人物”も含めれば、1日に1人はいます。

 人形顔を希望される方は、「目を大きくしたい」「鼻をすごく高くしたい」「小顔になりたい」という要望が多いです。なので、施術としては、目は眼瞼下垂や目頭切開、目尻切開、タレ目形成などを、元の目の形に合わせて組み合わせます。鼻はプロテーゼを入れて鼻筋をしっかり通したり、小鼻縮小で鼻の穴を小さくしたり、耳介軟骨移植で鼻先を下げたりといった施術が多いですね。小顔は、骨格が問題であればエラや頬骨の骨を削り、脂肪がついていたら、脂肪吸引や脂肪溶解注射で余分な脂肪を取り除きます。

 ほかにも、「彫りを深くしたい」という場合は、額に骨セメントを入れておでこを前に出したり、「輪郭をシャープにしたい」場合であれば、顎先にシリコンプロテーゼを入れたりもします。特に顎先は、尖った形を望まれることが多いですね。

 ただ、ヴァニラさんのように、顔だけでなく、全身を人形のようにしたいという患者さんはあまりいません。いたとしても、顔のついでに気になっている部分を少し直したいという程度。8割くらいが顔のみの施術です。

■人形顔は“究極の美”

 人形顔を希望する患者さんは、自己否定が強く、「生まれ変わりたい」という気持ちから、別の顔になりたくて来られる方が多いように見受けられます。心に問題や葛藤を抱えていて、長く精神科にかかっているという方も珍しくありません。そのきっかけは、ほとんどがいじめです。ヴァニラさんやアレンさんもそうでしたね。いじめの原因が顔にあると思い込むと、整形に踏み切ることが多いようです。

 ただ、似せたい顔の対象が、なぜあこがれのアイドルなどではなく人形なのかというと、人形の顔は“究極の美”だからでしょう。人間はどんなに整った顔立ちの人でも必ず欠点がありますが、人形は人が創りだしたものなので、欠点がありません。自分を守る鎧として完璧な顔を求めた結果、人形に行き着くようです。

 また、友達が少なく、普段会話をするのが家族くらいの、コミュニケーションが乏しい状況の方も、表情がなく、人間味のない人工的な“人形顔”にあこがれを抱きやすいように感じますね。

しぃちゃん

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