[女性誌速攻レビュー]「GINGER」7月号

「GINGER」にとって男は“いいね!”要員? 「あこがれられたい」という燃え盛る欲望

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「GINGER」2017年7月号(幻冬舎)

 元来「超現実主義」で「その他大勢とはちょっとだけ違う私」を追求してきた女性誌だったにもかかわらず、モテ路線への切り替えに失敗した挙げ句、前号では無難な「ZARA」ファッションを推しまくる……という闇深い思考停止に陥った「GINGER」(幻冬舎)。

 迷走続きに不安を感じていましたが、今月号の表紙は憑き物が落ちたかのようにスッキリとした印象です。モノトーンの色合いに、イエローカラーのキャッチコピーがアクセントになっているのも、さりげないオシャレ感を醸し出しています。カバーガールが2号連続長谷川潤なのは、ハワイからの帰国時にまとめて撮影したせいでしょうか。効率的というか現金というか……。それに「お金が貯まる新テクニック」「夏の快適機能服リスト」と実用的な見出しも目につきます。原点回帰したかのように見える「GINGER」、早速、中身をチェックしていきましょう~。

<トピックス>
◎「白Tシャツ」でどこまでおしゃれはできるのか?
◎夏のシーン別着こなし見本帳
◎私たちも、こんな夫婦になりたーーーい!

■シンプルな「白T」を着ても浄化できないプライド

 まずは、今月のメインファッション企画「夏のおしゃれはTシャツ1枚あればいい! 『白Tシャツ』でどこまでおしゃれはできるのか?」を見ていきましょう。前号では、“他人よりもちょっとだけおしゃれ”という「GINGER」唯一のプライドをかなぐり捨て、定番中の定番ブランド「ZARA」に依存する勢いでしたが、今月は「どこまでおしゃれはできるのか?」という命題を立てられるまでに、アイデンティティーを回復したようです。

 今回フューチャーされているのは「白Tシャツ」。「シンプルかつ定番であるがゆえに、着回し力において無限の可能性を持つアイテム」ということですが、迷走の末たどり着いたのが、「シンプル イズ ザ ベスト」っていうこと? 

 しかし、一口に「白T」と言ってもブランド、デザイン、素材……などさまざまあるようで、コーディネートよりも「白T」の分析ページの方が多くなっています。見開きでジャンル別に「白T」がひたすら並べられているだけのページ(平均5着/ページ)が6ページも続くので、「白T」のゲシュタルト崩壊が起こりましたよ……。

 正直、筆者には全部同じに見える「白T」ですが、「絶妙な透け感ととろみ」「胸元の小さなロゴ、よく見ると実は刺しゅう」「ほどよく厚手のジャージー素材」「開きすぎていないVネック」「ジェーンバーキン風」など、1枚1枚に工夫が施されたアイテムとのこと。まさに、「GINGER」女子のプライドをくすぐる“他人とちょっとだけ差のつく”おしゃれポイントが満載なんです。さらに「白T」は、「洗えて、乾燥機にかけられる」「アンダー¥3,000」という実用的なアイテムもあることから、現実主義な「GINGER」女子のための最強アイテムとして祭り上げられているようでした。

“いいね!”もらえる男なんて、この世にほとんどいないよ

しぃちゃん

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