[ジャニーズ・メディアの裏側]

KinKi Kids、“悪徳商法”旧ジェムケリーのCM出演! 「ジャニーズはコンプライアンス甘い」の批判

2017/06/05 08:00
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硝子の少年が宝石になったのは確か……

 6月1日からKinKi Kidsが出演するジュエリーブランド「Bijoude」の新CMが放送を開始。新曲「The Red Light」も使用され、ファンからは「刺激的すぎてたまらない」「最高にかっこいい」など好評の声が上がっている。しかし「Bijoude」を展開する会社が、「旧株式会社ジェムケリー」だと判明すると、ファンの顔色は途端に変わったという。

「『Bijoude』ブランドを展開する株式会社リブートは、2014年10月に株式会社ジェムケリーから社名を変更した会社です。ジェムケリーといえば、12年9月に特定商取引法に違反する執拗な勧誘を行っていたとして、消費者庁から業務停止命令を受け、6カ月間の業務停止となった会社。そのためファンからは『元ジェムケリーかよ。信用ならない』『何かしら買おうと思ってたけど、買いたくなくなった』『KinKiを使って、変なキャンペーンだけはしないでください』といった声が上がっています」(芸能ライター)

 ファンが心配する旧ジェムケリーの執拗な勧誘というのは、どのようなものだったのか。

「抽選でジュエリーが当たるキャンペーンに応募した人へ電話をかけ、『無料プレゼントを渡す』と言って店舗や展覧会に呼び出し、その場でしつこい勧誘を行ったとされています。消費者庁のサイトに掲載された事例によると、しつこい電話攻撃に折れ、同店へ訪れた人に長時間にわたって高額なネックレスを購入するよう勧めたそう。09年頃から12年9月までに、消費生活センターには同社に関する相談がおよそ300件も寄せられていて、業務停止命令にまで発展。その処分を受けて、旧ジェムケリーは訪問販売事業からの完全撤退を宣言していました」(同)

 企業の顔となる広告塔だが、KinKi Kids以前のイメージキャラクターはどのような人物が務めていたのだろう。

「10年前後の旧ジェムケリー時代にCMやイメージタレントに起用されていたのは、ベッキー♪♯(ベッキーの歌手名義)、西野カナ、倖田來未などの女性アーティスト。ほかにも05年頃には長谷川京子、押切もえなど人気モデルを起用したり、08年頃はthe GazettE、VAMPS、シドなど、女性人気の高いビジュアル系バンドも起用していましたね。社名変更後の15年12月には、『Bijoude』ブランドのイメージキャラクターにKAT‐TUNの亀梨和也が起用され、当時もファンが騒いでいたものです。いまだに迷惑勧誘のイメージが強い同社だけに、『なぜジャニーズ事務所は、こんな会社のイメージキャラクターを引き受けるのか』『ジャニーズはコンプライアンス管理が甘い』と怒りをあらわにするファンも少なくありません」(同)

 ファンの間では注意喚起が行われているようだが、果たして、KinKi Kidsは自らのブランドイメージを汚すことなく無事務め上げることができるのだろうか。

最終更新:2017/06/05 08:00

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