栄華の時代、終了!

鈴木おさむのテレ朝番組が“大爆死”中! 『ミになる』『ルーツ探検隊』など瀕死状態

2017/06/04 15:00
 
 
 

横綱と38回目の祝いの宴。Tシャツはフィッシャーズからもらったもの

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 5月29日に放送された、テレビ朝日系バラエティ『中居正広のミになる図書館』2時間スペシャルが、5.9%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)という低視聴率に終わった。

「この日は、10~70代まで5万人にアンケート調査した『青春時代に登場して感動した家電ランキング』と、『子ども時代・青春時代に登場してビックリしたお菓子&デザートランキング』をスタジオのパネラーが解答。番組は大いに盛り上がっている様子でした」(テレビ誌ライター)

 だが、結果は“大爆死”。裏番組の『有吉ゼミ 坂上不動産&兄弟有名すぎる芸能人SP』(日本テレビ系)は13.7%で、ダブルスコア以上の大差をつけられて敗れた。

「4月からゴールデンに進出し、大いに期待された『ミになる図書館』ですが、前週の22日も5.7%とフジテレビ並みのローアベレージです」(業界関係者)

 だが、不調が伝えられる“テレ朝バラエティ”はそれだけではない。

「KAT-TUN・中丸雄一がオードリー・若林正恭とタッグを組んだ『世界ルーツ探検隊』の22日放送は5.6%。さらに『土曜ワイド劇場』を打ち切って午後10時台に始まったバラエティ『こんなところにあるあるが。土曜・あるある晩餐会』も、27日オンエアの数字は6.4%と軒並み消費税割れの低迷です」(同)

 民放視聴率1位を独走する日本テレビを追撃すべく、『ミになる図書館』『ルーツ探検隊』『あるある晩餐会』はゴールデンに新設された。しかし、追撃どころか同じ土俵にも立てていないありさまが続いている。

「実は、これら3番組の構成を担当しているのは、あの売れっ子放送作家・鈴木おさむ氏です」(同)

 鈴木氏はテレ朝で、これら3本と合わせ、15本もの番組を手がけている。例えば『帰れまサンデー』や、『林修の今でしょ!講座』、爆笑問題の『バクモン学園』などだ。

「鈴木さんは、それらほとんどでチーフ作家を務めていて、もはやテレ朝バラエティの実権を握っていると言っても過言ではありません。ただ、担当番組が好調であれば何の問題もありませんが、残念ながら全て、まったく振るわない」(バラエティ制作スタッフ)

 かつては『SMAP×SMAP』(フジテレビ系)や『香取慎吾の特上!天声慎吾』(日本テレビ系)、『内村プロデュース』(テレビ朝日系)などの名番組を手がけてきた鈴木氏。再び、人気バラエティを作ることは難しいのだろうか?

「来年は、吉田羊主演の作品『ラブ×ドック』で映画監督デビューするなど、放送作家以外にも活躍の場を広げているうえ、彼が携わるテレビのレギュラー番組は週22本。少しは仕事を整理した方がいいのかもしれません」(同)

 トップをひた走る日テレの最近だがバラエティでは、『徳井と後藤と麗しのSHELLYと芳しの指原が今夜くらべてみました』や『1周回って知らない話』が1ケタに沈んでおり、テレ朝としてはチャンスなのだが、まだまだその背中は遠そうだ。
(村上春虎)

最終更新:2017/06/04 15:00
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