ファンだったのにアンチになった関係者も

仕事仲間や友人、家族からもバッシング! 性格が悪いとウワサのハリウッドセレブ!

2017/05/03 17:00
SeanConnery
女性蔑視+偏屈と、まるでボンド要素のないショーン・コネリー

 ヒーロー役を演じたり、真面目そうな外見だったりと、セレブスターたちは「いい人に違いない」と思われがち。しかし、中には「いい人そうに見えるけれど、性格が悪いセレブ」もいる。

 映画『トランスフォーマー』シリーズなどで世界的人気を誇る俳優マーク・ウォールバーグは、映画『テッド』シリーズでコミカルな役を演じたこともあり、「ユーモアセンスがあるいい人」に思われがちだが、若かりし頃はすさまじいワルだった。薬物乱用だけでなく、人種差別発言も多く、他人に大ケガを負わせて有罪判決を受けたことも。その後、彼は更生し、俳優だけでなくプロデューサーとして高く評価されるようになったのだが、2014年に過去の犯罪歴の抹消を申請していたことが判明し、「本当は反省していない。とんでもない男」「性格はそう簡単には変わらない。今も性格が悪いに違いない」と叩かれた。

 マークほどまではいかないが、ハリウッドで「性格が悪い」「あの人とは働きたくない」と言われているセレブは少なくないという。今回はそんな性格が悪いとウワサのセレブを紹介しよう。

■ショーン・コネリー

 初代ジェームズ・ボンドとして知られ、『007』シリーズを大ヒット映画にした貢献者だと崇められている名優ショーン。188cmと長身でスコットランドなまりが強い彼は、俳優を始めた当初「適した役がない」となまりを矯正するように勧められたが、きっぱりと拒否。そのため、ジェームズ・ボンドもスコットランド出身という設定にされたのだった。

 自分の考えが正しいと頑なに信じ思ったことは口にするショーンは、インタビューで「性格の悪さ」を見せてしまったことがあるのだ。

 1965年、ショーンは人気男性誌「プレイボーイ」のインタビューで「女性を叩くことが悪いことだとは思わないね」「ほかの方法では効果がない場合、警告した上で女を叩くことは正当行為だ。手はパーにしてね。ビッチやヒステリックやへそ曲がりな女には、叩いて黙らせなければならない」「男は常に女よりも優位に立つべきだと思うからね」と発言。フェミニストから大バッシングを受けたのだ。

 また、87年に女性ジャーナリスト、バーバラ・ウォルターズのインタビューを受けた際、趣味のゴルフの話題になると、「女性と一緒にはやらないよ」「男性とゴルフした方が楽しいから」と顔をしかめて発言。「そういえば以前、女性の顔をビンタしたって構わない、と発言していましたが」と聞かれると、「あぁ、今もその考えは変わらないよ」「いいことだとは思わないけど、そんなに悪いことでもない。状況によるがね」「ほかに手を尽くした上で、だよ。でも女っていうのはネチネチ引きずるじゃないか。女性は自分が聞きたいことを相手に言わせようとして、こちらがそれを言っても満足せず、何度も繰り返し言わせようとする。もうどうしようもなくなってしまったところで、最後の手段としてのビンタなんだよ」と堂々と語った。バーバラはあぜんとしつつ、「もしビンタを返されたらどうするんですか?」と質問。ショーンは「また違う展開になるな」と答え、とんでもないDV男だと再び炎上した。

 そんなショーンが3度目に炎上したのは06年。彼の最初の妻で、62~73年に婚姻関係にあった女優ダイアン・シレントが自叙伝の中で「なんの前触れもなくショーンに暴力を振るわれた。気を失うまで叩かれた」と激白。またダイアンは、ロンドンの公園で当時7歳だった息子が男に暴行されたときにも、ショーンは息子の精神ケアには興味を示さず、仕事先から駆けつけることもなかったと明かし、「嫉妬深く、金にうるさい」「世間体ばかりを気にする身勝手で冷酷な男」と暴露した。

■クリスチャン・ベール

 映画『ダークナイト』のバットマン役、『ターミネーター4』のジョン・コナー役でおなじみの英国出身の俳優クリスチャン。自分を極限まで追い込むストイックな役作りをすることでも知られており、『マシニスト』では27kg減量し、直後の『バットマン ビギンズ』では筋力トレーニングをしながら体重を元に戻し、アカデミー助演男優賞を獲得した『ザ・ファイター』ではコカイン中毒の元ボクサーを演じるため13kgの減量だけでなく髪の毛を抜き、歯並びまで変えている。

 俳優としては真面目なクリスチャンだが、実は「性格にかなり難あり」と言われている。

 08年7月、『ターミネーター4』の撮影中に撮影監督のシェーン・ハールバットがうっかりセットに入ってしまったために、撮影が中断されたことに大激怒。「オマエのフ○ッキングなケツを蹴り上げてやる! フ○ッキングなセットからフ○ッキングに失せやがれ!」と口汚く罵りまくったのだ。監督は「照明を確認していたんだ。すまない」と謝罪したものの、「オレが照明を壊したらどう思う!? 壊してやろうか!? 嫌ならなんでオレのシーンをブチ壊しやがったんだ!」と怒りは収まらず。このクリスチャンの音声は後にネット上に流出し、実に39回もFワードを使っていたことが判明。この時だけでなくクリスチャンは撮影中はずっと横柄な態度で、スタッフは辟易していたという情報も流れた。

 その数日後、クリスチャンはロンドンのホテルで実母と姉に暴力を振るった容疑で逮捕。立て続けに悪い報道が流れたため、彼のイメージは大幅にダウンした。『ダークナイト』のプレミア上映に出席するためにロンドンに滞在していた母と姉から、自分の妻の悪口を言われたことにクリスチャンが激怒。実母と姉を怒鳴りつけ、暴行を振るったのだと伝えられた。この件は結局、不起訴処分となったが、それ以来クリスチャンは母、姉と絶縁しているという。

 08年1月に『ダークナイト』で共演したヒース・レジャーの突然の死を嘆き悲しみ、精神的に不安定になってこのようなトラブルを立て続けに起こしたとも伝えられたクリスチャン。しかし「もともとの性格が悪い」と彼を苦手に思う業界人は多いとされている。

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