友人の誕生日前日にガッカリ度ワースト1の合コンを開催してしまった話~幹事の私が悪いのか~

2017/04/29 20:00

みなさんこんにちは、みほたんです。「30歳までに欲しいものは彼氏」と言い放った友人Iちゃんのために。そして彼女に彼氏ができたら1万円くれると言っていたので、ちょっと久々に合コンらしい合コンを開催しました。

男性陣は私の男友達が幹事で、連れてきたメンバーは彼の大学の同級生。こちら側Iちゃんの他に後輩を誘って3対3の試合に挑みました。金曜の20時半、少し遅めのスタート。これから発展するかどうかはとりあえず置いておいて、同世代だし総じて会話は盛り上がったし楽しい会ではあったのですが、終わってから女子全員が口を揃えて言ったのは……

「お店が残念すぎる」

指定されたお店は、飲み屋やアミューズメント施設が一緒になったビルの中にある居酒屋。個室だったのですが、とにかく狭い。そして飲み放題コースだったのですが、出てくるのがとにかく遅い。飲み屋に詳しいIちゃんいわく「場所があそこだった時点で予想は出来ていた」とのこと。確かに、「キャッチの人に上手く乗せられて連れてこられた居酒屋感」と言いますか、サイトで見る店内写真や料理写真と現物のギャップがありすぎるというか、ワクワクしないといいますか……男性に連れて来られてガッカリ度ワースト1のお店だったんですよね。

いや、ほんと、「ここ予約したんで!」って連絡が来て、サイトを見た時は結構テンションあがったんですよ! お洒落っぽい! ご飯美味しそう! って。マイナスのギャップって残念ですよね。それなら最初から鳥貴でいいよ! 鳥貴の誰もが知ってる安定のクオリティでいいよ!

ちなみに、女性陣ばかりが文句言ってるみたいですけど、男性側もかなり言ってましたからね。個室の扉を開けた瞬間、私は「せまっ」って言葉を飲み込んだんですけど、遅れてきた男性メンバーは堂々と「え、カラオケ?」って言っておられました。いや、そうなんですよ、なんかこの圧迫感、そして何故か壁にかかっている液晶テレビ、そしてその上にある戸棚を開けるとスピーカー。カラオケ店を居酒屋に改装したのかなぁ……とちょっと不安になる内装。

さて、全員揃って乾杯したいところですが、頼んだはずの飲みものがずっと来ない。それどころかお通しすらない。なのに、テーブルの上には火をつけられた鳥鍋が鎮座していました。ビールが来る前に火が通りきってしまいそうな鳥鍋……。いやね、店員さん呼ぶチャイム押したらすぐ来るんですよ! すぐ来るんだけど、頼んだものは来ないんだよ!

「すぐ来るってことはホールじゃなくてキッチンが足りてないんだね!」
「こいつ居酒屋でバイトしてたからビール8人分くらい一気に注げるよな!」
「いや、8人分も注いだら多いでしょ!」

と、みんな頑張って和やかなムードを保とうとしてくれていますがそれもまたなんだか空しい。

「とりあえず自己紹介する?」と私が提案すると、「いや、まだ乾杯もしてないし……」と断られました。その調子で30分くらい手持ち無沙汰!なんで! 自己紹介もしないままだったら、もうほんとお店の愚痴しか喋ることなくなっちゃうよ!

しばらくして店員さんが来て「コースまだスタートしていなかったようなので、今からスタートさせていただきますね」よくわからなかったのですが、だからお通しも来てなかったし、オーダーも通らなかったようです。え、じゃあこの鎮座してる鳥鍋は? まぁとりあえずこの後は無事すぐ飲み物も来るようになりました。

「まぁいいか! とりあえず始めましょう!」と気を取り直したものの、一番最初に来たお通しの茶わん蒸しがテーブルにたどりつく前に店員さんの持つお盆から床に滑り落ちて、器は粉々、見るも無残な茶わん蒸しの原型を残していない姿に……。店員さんは慌てて掃除用具を取りに行ってくれたのですが、6人でその薄黄色のどろどろの物体を見つめている間は永遠に感じましたね。

今回のまとめ。
【合コンは、ご飯とお店が大事!!】

まぁ、その状況を楽しめるくらいの余裕とユーモアがあれば逆に好感度もあがるんですけどね。もちろん女性側もまかせっきりにして文句言いまくるのは良くないですが、今回はIちゃんが「お店詳しくないなら探そうか?」って申し出てたんですよ! それでも任せてくれなかったのは男性側の意地なのかよほど自信があったのか? ちなみに女子安めの割り勘でした。

ちなみにIちゃんが30歳になる前に! と開催された合コンでしたが、実は当日は彼女の誕生日前夜、20代最後の日でした。二次会なくてもご所望とあらば朝まで付き合うよ!と思っていたところ、Iちゃんは22時くらいに「今から会社戻らなきゃ……」と先に帰っていきました。

つらい……世知辛い世の中だ! せめて素敵な男性を紹介するか、美味しいものを食べさせてあげるかしたかったけど、そのどちらも不発に終わってしまって、幹事として責任を感じました。

最終更新:2017/04/29 20:00
アクセスランキング