手コキ、どうしてる? 痛い「手コキ」にガマンする男子多し! 押さえておくべき2点

2017/04/09 20:00

こんにちは。月経カップを洗面所に置き忘れていたのですが(実家暮らし)、物干しハンガーにぶら下がってました。父よ……なんだと思って洗ったんだろうか、大根 蘭です。

 セックスのとき、オッパイを鷲づかみで力強く揉みしだく彼に対して「痛いっつーの。AVの観すぎ!」と苦痛に感じる女性は今なお少なくないのではないでしょうか。「ホント、男って……」と思っているアナタ! アナタも男性に対して痛い思いをさせている可能性があるんです! 人のふり見て我がふり直せ、ということで、今回はチンチンを愛撫するときの「手コキ」についてです。

◎「手コキ」でイタイ思いをしている男性多し

 フェラに関しては探究心を持ち、熱心にリサーチをしている女性も多いと思います。では、「手コキ」はどうでしょう? フェラに必死なあまり、手コキは適当になっていませんか? とはいえ、風俗店では重要なテクニックのひとつではありますが、通常のセックスでは取り入れない方もいるでしょうし、フェラをする際、“なんとなく”手も一緒に動かしているという方も少なくないと思います。しかし! この手コキに対して「痛い!」と心で叫んでいる男性が、なかなか多いようです(※怒りがこみ上げるほど痛いのに、気を遣って「気持ちいい」と言っていることもあるようですよ……)。

 手コキテクを学ぶために、男性同様AVや動画を観る女性もいますが、男性が女性のオッパイを激しく揉みしだくのと同じく、AVの演出として強く擦っている(もしくは、映像だと力強く上下に動かしているように見える)ものを観たって意味がありません。そんな私も今まで「口だけでヤッてほしい」派の男性と対峙することが多かったため、たま~に手コキ機会があると力加減がわからず、静かなるパニック状態で探り探りやってきました。もしかしたら、痛みを与えている可能性大です……。

 手コキは、上下運動のほかにも「指2本で竿を~」「両手で包んで~」「尿道は舐めながら~」などなどたくさんのテクニックがありますが、それはまたの機会にお伝えできればと思います。今回は、テクニックの前に知っておくべき注意点をお伝えしていきますので、心に留めていただきたく候。

◎「痛い!」理由は?

 男性が手コキで痛いと感じる理由には「力が強すぎる」「皮を引っ張りすぎ」の2点があります。ちんこの感受性には個人差があって、ちょっとした刺激でも痛みを感じて萎えてしまう人もいれば、強く握りながら上下に動かしても大丈夫な人もいます(女性のクリに対する感じかたと同じですね)。必死になるあまり、勃起しているカッチカチ状態のちんこは繊細である、ということを忘れ、無意識に強く握ってしまっていませんか? ちんこは全体的に皮膚が薄く繊細な場所だということを忘れないようにしてください。

 また、皮膚が薄い上に乾燥している状態で擦られると、摩擦が痛みを感じさせてしまうので、フェラの時よりもさらに唾液をたっぷり出してちんこをコーティングしておくか、ローションでヌルヌル状態にしておくことがポイントです。

◎「皮と一緒に上下」は仮性包茎のみ!?

 ちんこの皮は、引っ張られると激痛を感じる場所だそうですが、「痛い手コキ」で1番多くみられるのが、「上下運動の際に思いっきり皮を引っ張っられる」こと。私自身、調べていく中で驚きの事実がありました。手コキのテクニックとして「皮と一緒に上下する」といつかどこかで学習した記憶があります。ただ、ここには忘れてはいけない重要な大前提があったのです。それは「仮性包茎の場合は」ということ。

 「日本人男性の半数以上は仮性包茎」と言われていますが、仮性包茎の場合は、勃起した状態でも、表面の皮だけが動くほど皮に余裕がある状態です。さらに、膨張率(通常時と勃起時の差)が高くなるとさらに皮は余るようです。この「仮性包茎」なら「皮と一緒に上下」で間違いないのですが、逆に包茎ではない場合や、皮が余っていないちんこの場合、無理に上下に動かそうとすると亀頭と竿のつなぎ目部分に痛みを与えてしまうようです。

※仮性包茎でも皮の余り具合はそれぞれなので「皮確認」は必要です。

 仮性包茎ではない人・皮がほとんど動かない男性への手コキは、ちんこを握って上下運動をする際に(唾液をたっぷりorローション活用で)、手とちんこの皮膚同士の摩擦が強くなりすぎぬように心がけましょう。

◎STOP! 強い「手コキ」

 男性のオナニーは基本的に手コキ。つまり、普段のオナニーの仕方次第で、刺激に対しての感じかたは大きく変わってくるものだと思います。普段は刺激弱めのオナニーをしている男性の場合、「彼女の力任せな手コキが痛い!」と悲鳴を上げるでしょうし、逆にいつも強めに握ってオナニーをしている場合は「弱すぎて全然感じない……」と物足りなく感じるかもしれません。「普段、どんな感じで握ってるぅ~?」なんて聞かれても、まぁ答えにくいでしょうから、優しい愛撫からはじめて、相手の反応や強弱の加減を聞いてみるのが得策だと思います。

 ただ、個人的に思うことですが……男性のオナニーは“射精するため”の手コキなので、セックスの前戯として行う手コキでは、強さよりも“ヌルヌルの状態”や視覚的な興奮、焦らし効果のためにも、弱めの手コキの方がいいんじゃないかなぁ~と思っています。膣圧より強い力の手コキをして(普段のオナニーで力強い手コキに慣れている男性もそうですが)、その強さに慣れてしまうと、挿入してもイケない「膣内射精障害」になってしまう危険性もあるので、気をつけてください!

(大根 蘭)

最終更新:2017/04/09 20:00
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