フジ関係者、刮目せよ!

フジテレビはなぜ叩かれるのか? 「ナメられる」「批判しやすい」要因を指摘

fujitv1223
お台場に夢が詰まってると思ってたあの頃……

 「かつてここまで毛嫌いされたテレビ局があったでしょうか」。そうテレビ業界関係者が語るのは、むろんフジテレビのことである。キー局最下位のテレビ東京は、視聴率がいくら低くても「独自路線」を貫く社風と各メディアからもてはやされ、在籍プロデューサーによる『TVディレクターの演出術: 物事の魅力を引き出す方法』(筑摩書房)なる本まで出版されるほどだ。一方、ネットにのぼるフジテレビの話題といえば、連日、ネガティブな記事で埋め尽くされる。

 ためしに「フジテレビ 批判殺到」で検索してみると、「フジテレビ『アナと雪の女王』エンディング演出に批判殺到!」「日村もキレた!?バナナマン『そんなバカなマン』打ち切りでフジに批判殺到」「【悲報】フジテレビ『YouTuberじゃんけん』に批判殺到!!」「フジテレビ、番組内でイジメをやらかし批判殺到!」と、とにかく批判記事が多いのだ。

 ちなみに1つ目に上げた記事タイトルは、3月4日にフジテレビで地上波初放送された映画『アナと雪の女王』のエンドロールで、一般視聴者や、映画『ひるなかの流星』の主演・永野芽郁、『めざましテレビ』の女子アナウンサー、さらには恵俊彰、三田寛子、足立梨花などがそれぞれ主題歌「レット・イット・ゴー~ありのままで~」を歌うシーンがいきなり挿入され、「映画が台無し」という批判が続出したもの。

 2つ目は深夜の人気番組『そんなバカなマン』を打ち切ったことに、視聴者から怒りの声が届いたことを報じるものだ。3つ目は、『めざましテレビ』の「めざましじゃんけん」の一部を、時に、モラルを逸脱した行為が問題視される人気YouTuberが交代して担当すると発表したことでバッシングに遭っているというもの。最後は、ハーフタレント・春香クリスティーンがドッキリ番組で、体重を自己申告したあと、本人にはナイショでリアル体重が測定され、それを大勢の前で公開したことで「イジメだ」といったクレームがあったというものだ。

 いずれも「批判殺到」といっても、どこまであったのかは定かではないが、ただ唯一、『アナ雪』エンディング部分に関する批判について、フジテレビ側は、「電話で19件、ネットは200件ほど頂戴しています」とスポーツ紙の質問に答えている。

「あらかじめフジテレビサイドは、ホームページや産経新聞で、オンエアの2カ月前から『レット・イット・ゴー』の歌唱動画を募集し、応募動画は『番組のエンドロールで流れるかもしれない』と告知していました。ただ、それを知らずに番組を見た視聴者の方が多かったため、こうした批判を浴びせられてしまったのです」(芸能ライター)

 どうしてフジテレビは、ここまで世間に叩かれてしまうのだろうか?

「放送したのが日本テレビやテレビ朝日だったら、まだ視聴者もおとなしかったかもしれませんし、マスコミも騒がなかったかもしれない。それだけ今のフジは叩きやすいんです。理由としては、今まで一番視聴者に近しい存在だったため。その結果、ナメられるようになったのです。しかも一般視聴者は、他局の社長の名前は知らなくても、フジテレビ社長・亀山千広氏は知っているという人も多いはず。つまり、フジの番組がつまらなければ、その責任を、名指しで彼にかぶせることができる。批判のターゲットがはっきりしている唯一の局なのです」(前出の関係者)

 いずれにしても「良かれと思ってやっている」ことが全て空回り、裏目に出てしまうフジテレビ。ここまでくると、もはやかわいそうになってくる。

 ちなみに、3月27日(月曜日)から4月2日(日曜日)までの1週間、視聴率が2ケタを超える番組数を計算してみると、わずか5番組。その番組内容は、『世界フィギュアスケート選手権2017 男子ショートプログラム』(12.7%)、『世界フィギュアスケート選手権2017 男子フリー 女子フリー』(18.1%)、『世界法廷ミステリー緊急スペシャル!裁かれた大統領』(10.2%)、『サザエさん』(10.8%)、『池上彰緊急スペシャル 皇室がわかれば日本がわかる』(10.0%)といったラインナップ。

 このうち、レギュラーでの2ケタ超えは『サザエさん』しかないという状態で、「フィギュアスケート選手権」は、フジが放映権を持っているだけの話で、制作能力とは関係ないコンテンツだ。対して、同じ1週間で日本テレビの2ケタ番組を計上してみると、『笑点』(17.4%)、『日テレ系人気番組No1決定戦2017春』(16.8%)などをはじめとして、なんと26番組(ミニ番組含む)。その差は歴然だ。

「冷静に見れば、日テレの番組でも、よく2ケタが取れているなと思える番組はいくつもある。ただCMを入れるタイミングや編集のうまさなど、技術やセンスでカバーしている。また、マーケティングもしっかりしてますしね。一方、フジテレビも、先日終了した『人生のパイセンTV』や、木曜深夜に放送されている『♯ハイ_ ポール』など、他局ではマネできないコンテンツを作れる人材がいるにはいる。思えば37年前、1980年に民放最下位となったフジテレビが、その後成し遂げた奇跡の快進撃は、テレビ業界の誰もが知るところです。ここから巻き返したら、テレビ史上類を見ない復活劇になるでしょう」(前出の関係者)

 日本中のイジメられっ子・フジテレビ。果たして立ち上がることができるのだろうか。
(後藤港)

ストレスのゴミ箱としては十分すぎる働き

しぃちゃん

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