カラオケシーンより、トークが大ウケ!

ヴィクトリア・ベッカム、「カープール・カラオケ」に登場して好感度を爆上げ!

2017/04/03 20:43

カラオケシーンは一瞬だけど……

 

 『The Late Late Show』版では、人気番組の司会を務める青年役をジェームズが、マネキン役をヴィクトリアが演じており、番組の衣装室で2人が出会うところからスタート。ヴィクトリアはジェームズにウインクし、2人きりになったとき「人間になった私が見えるのはあなただけなのよ」と告白する。2人はいろいろな場所に出かけるのだが、ほかの人にはヴィクトリアはマネキンにしか見えない。「彼女はダミー(dummy)じゃないか」と諭されても、ジェームズは、「マネキン」ではなく「バカ」という意味のダミーだと思い大激怒。マネキンを人間扱いするジェームズは周囲から変人扱いされてしまう。

 「心から笑うことを教えてくれた」ヴィクトリアへの愛を募らせるジェームズだが、他人との交流を持つことができないヴィクトリアは次第に寂しがるようになる。そんな彼女の「私と同類の、ほかのみんなと一緒にいたいの」「すごく寂しいのよ」という訴えをジェームズは理解し、「愛しているからこそ」とヴィクトリアとの別れを決意する。そして、ジェームズはヴィクトリアの手を取り、たくさんのマネキンがディスプレーされている店へと向かう。

 駐車場の管理人はマネキンを抱えて車へと急ぐジェームズを見て、「キモい野郎め! 戻ってこい!」と叫ぶが、ジェームズは構うことなく愛車のレンジローバーにダッシュで乗り込む。この黒のレンジローバーは、「カープール・カラオケ」の撮影を行っている車でもある。

 次の瞬間、車内の2人の姿が映し出される。ジェームズは車を運転しており、ヴィクトリアはリラックスした様子で助手席に座っている。ジェームズはヴィクトリアの顔を見ておもむろに、「音楽を流していいかい?」と聞く。これは「カープール・カラオケ」の冒頭で言うジェームズの決まり言葉。ヴィクトリアは横目でジェームズを見つめながら、「えぇ、そうすべきだと思うわ」と言い、ジェームズはうれしそうな表情で音楽をオンにする。

 すると車内にスパイス・ガールズの大ヒット曲「Spice Up Your Life」が流れてくる。ジェームズはメラニー・ブラウンのソロパートを熱唱。ヴィクトリアは「Spice Up Your Life!」と自分が担当したコーラス部分しか歌わないが、リズムをとりながら両手を上げて熱唱しており、ノリノリだ。続くサビの部分もジェームズが熱唱し、ヴィクトリアはやはり自分が担当したコーラス部分のみ歌う。しかし、表情はスパイス・ガールズ時代のヴィクトリアを思い出させる「クールなどや顔」。

 車中で歌うシーンは「Spice Up Your Life」の一部分という短いもので、2人はすぐに目的の店に到着。ショーウインドウに並ぶ5体の女性マネキンが人間のように動きだし、ヴィクトリアやジェームズと一緒に踊り始める。ただし、前を通る客には、マネキンの間でジェームズ1人が踊りまくる姿しか見えない。客は怪訝な顔をして、足早に通り過ぎていく……というシーンで動画は終了する。

 オンエア後、番組公式YouTubeチャンネルではすぐにこの動画を公開。再生数はすでに300万を超えており、5万を超える「いいね!」を獲得。「なるほどね〜こういうカープール・カラオケか」「今はファッション界で活躍しているヴィクトリアを『マネキン』パロディで登場させるなんてナイスアイディア!」「こんなに楽しそうなヴィクトリアを初めて見た!」と大絶賛するコメントが殺到。ネット上でも、「予想していたものではなかったが、期待を超えていた!」と好評だ。

 なおヴィクトリアは、この日の『The Late Late Show』のステージトークにも出演。ジェシカ・チャステイン、リサ・クドローと共にソファーに座りトークを繰り広げたのだが、もともと知り合いだからか、ジェームズとヴィクトリアの2人は大盛り上がり。18歳になった長男ブルックリンについて「写真家として素晴らしい才能を持っているの」「独り立ちしちゃうけど、仲良し母子だからこれからもちょっかい出しちゃうわ」と、うれしそうに発言。直後、「あなたの息子さんも独り立ち間近ですか?」と聞かれたリサは、「そうね。別にどうでもいいけど」「まぁ、楽しそうだし、いいんじゃない」とテンション低めに発言したため、ヴィクトリアとは対照的だと話題になった。

 ヴィクトリアは、ほかにも「水風船のようなものをガラス越しに投げられても、冷静な表情を保てるかどうか」という企画に参加。思いっきり驚いたり笑ったりして、番組を楽しんでいた。

 『The Late Late Show』に出演することで「クールなイメージ」がいい意味で崩れたヴィクトリア。ネット上は、「10年前に放送されたリアリティ番組『Victoria Beckham Coming To America』の彼女は、高慢なビッチだったが、今回の彼女はおもしろくてフレンドリー」「うざい母親っぽいところが、普通っぽくていい」と好感度が急上昇しており、番組に出演したことは大きなプラスとなったようだ。

最終更新:2017/04/03 20:43
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