恐怖がじわじわと……

「レイプも殺されることも覚悟した」、キム・カーダシアンがパリ強盗事件の生々しい被害を告白

2017/03/22 19:09

 キムは管理人に「お願い。家には子どもたちがいるの。家族もいるの。『命は助けて』と伝えて」と繰り返し訴えたとのこと。強盗は、そんな彼女の顔をガムテープで巻き、次の瞬間両足首をつかみ、ぐいっと引き寄せたため、「バスローブの下には下着もつけてなかったから。“強姦される”って精神的に備えたわ」と涙ながらに回想した。乱暴はされなかったものの、拳銃を突きつけられた時には死を覚悟したという。

「“コートニーが私の射殺死体を発見しても、トラウマになりませんように”って祈った。私には家族がいて、子どもがいて、夫がいて、母がいて……みんな不幸になる。こんなことが起こると、残された家族がどうなるのか、私はよく知ってるから」

 キムの母クリスは、O・J・シンプソン事件で殺害された、元妻ニコール・シンプソンの親友だった。ニコールはキムたち姉妹とも頻繁に会っていた「優しいおばさん」で、彼女が殺害された後に行われた裁判の大変さや、遺族の人生がめちゃくちゃになってしまったことなどを、キムも理解している。

 「彼らは私の体を持ち上げ、バスルームの中に入れたの。そして逃走したの」と言い、盗られた物について「全部、また買える物ばかりだし」とつぶやく。そんなキムに、クロエは『無事でよかった』と微笑む。ここでキムが子どもたちと戯れたり、カニエと寄り添う映像が流れる。そして、キム、クロエ、コートニーの三姉妹はハグをして、今回のエピソードは終了する。

 今回、番組で事件について回想したキムには「よくぞ話してくれた!」「勇気があること」と同情が集まっているが、「かわいそうだけど、結局この事件もネタにしているじゃん」「話を盛ってるんじゃないの?」といぶかしむ人も。実は現在放送されている新シーズンの視聴率はあまりよくなく、「こんな思いまでして低視聴率だなんて、視聴者はおなかいっぱいなんだろうね」「今シーズンで見納めかもね」と、番組の終焉を感じる人もいたようだ。

 異父妹で、キムにそっくりに成長しているカイリー・ジェンナーを主人公にした新リアリティ番組を制作するという計画が進んでいるとも報道されており、この強盗事件を機に、キムからカイリーへと「お騒がせセレブ」の座が世代交代されるのではないかと推測するメディアも多い。キムも「自分はリアリティ番組を卒業して、上のレベルに行く段階」と思っているとも伝えられているが……。

最終更新:2017/03/22 19:09
トラウマの現実に向き合う:ジャッジメントを手放すということ (創元こころ文庫)
トラウマにならないようにカウンセリング受けてよ~
アクセスランキング