"噂の女"神林広恵の女性週刊誌ぶった斬り!【第355回】

嵐・櫻井翔の結婚路線を“猛プッシュ”、ジャニーズ仲良し媒体が一斉に報じる意図

2017/03/07 21:00

 同様に親ジャニーズの「女性セブン」記事も、その焦点は結婚なのだが、驚くのは櫻井くんへの“結婚のススメ”的な内容となっていることだ。そこにはジャニーズ先輩たちの成功結婚を紹介した上で、数々の“結婚のススメ”が書かれていた。

「結婚はマイナスの面ばかりではない。活躍の場をさらに広げるケースもある」
「櫻井にとっても結婚はプラスなのではないかとある芸能関係者は言う」
「ファンは“小川アナなら仕方ない”と納得するでしょう」(芸能関係者)
「そろそろ嵐のメンバー誰かに突破口を開いてほしいという思いもある。そういった意味では櫻井くんが適任だという雰囲気があるんです」(芸能関係者)

 数々の文章で、なぜか櫻井結婚を猛プッシュする「セブン」。これまでにはあり得ない異例の展開だ。

 これらのジャニーズ“仲良し”雑誌のこれら記事が指し示すのは、ジャニーズ事務所お墨付きの“櫻井結婚”の地ならしなのか、ファンの反応を見る観測気球なのか。確かに、嵐で最も結婚に近いとみられていた松潤に、浮気スキャンダルが発覚した今、嵐の中で結婚へ踏み出せるのは櫻井しかいないしね。

 適齢期真っ只中の国民的アイドル・嵐の“結婚問題”。今後、どんな展開が待ち受けているのか。引き続き要注目だ。(追記:ちなみに「週女」はタイトル通り、ジャニタレの熱愛相手で、炎上と祝福される女の違いを考察したものです)

 もうすぐ東日本大震災から6年を迎える。この間、女性週刊誌は震災や原発事故について積極的に取り上げてきたが、今週の「自身」では、現在大きな問題となっている3月いっぱいでの帰還困難区域の解除、甚大な放射能汚染を受けた土地へ住民を返そうとする政府の帰還事業を取り上げている。

 一度汚染された土地で、本当に人々が安全に暮らせるのか。「自身」では多くの住民の声を取り上げているが、そこから浮かび上がってくるのは、棄民政策ともいえる政府の住民軽視と、デタラメな除染の実態だった。例えば除染終了といわれたのに、放射線管理区域に相当する高い線量が測定される自宅庭、毎時3マイクロシーベルト以上の物置、浪江駅前では毎時2マイクロシーベルトを超える場所が点在し、富岡町のアパート玄関前の地表は毎時5マイクロシーベルトを超えたという。

 しかも、怒りさえ覚えるのが、「自身」記者が直撃した原子力被災者生活支援チーム副本部長・後藤収氏のコメントだ。

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また一代が神社にマスコミ招集する絵が見えた
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