2,800万円のウエディングドレスまで火に……

マライア・キャリーが元婚約者への恨みをつづった復讐ソングのMVがリアルすぎる!

2017/02/06 20:00

 昨年10月末に報じられた、歌手のマライア・キャリーと億万長者のジェームズ・パッカーの破局。同年1月に交際10カ月で婚約した時は、「35カラットの巨大ダイヤモンドがついた婚約指輪は1000万ドル(約11億円)相当」と大きな話題となったが、破局後の「マライアの法外な要求」も大々的に報道された。「婚約指輪を返さないつもり」「“慰謝料として5000万ドル(約56億円)支払え”と要求している」などと伝えられ、世間から「マライア=強欲なビッチ」と批判されるようになった。

 破局後、マライアはジェームズへの当てつけかのようにバックダンサーのブライアン・タナカと付き合い始める。加えて、インスタグラムの画像修整や大晦日のカウントダウン・イベントにおける音響機材トラブルのせいでマライアのイメージがどんどん下降。今年に入ってからも、ロシアの大富豪の孫娘の結婚式披露宴で、250万ポンド(約3億5000万円)の報酬をもらってパフォーマンスしたと報道され、ますます「金が全ての女」という目で見られるようになった。

 そんなマライアが、ジェームズとの破局を描いた「I Don’t」を制作。アメリカで放送された自身のリアリティ番組『Mariah’s World』の中で、マライアは「ツアーが終わってからというもの、自分の気持ちをまとめようと時間を費やしてきたの。そして、それをもとに曲作りに取りかかったの」と説明。「本物の恋愛感情を持つ相手から愛を得られないのなら、このまま一緒にいる意味はないじゃない?」と冷ややかに言い放った。

 その「I Don’t」のミュージックビデオ(以下、MV)が今月3日に公開されると、ネット上は「史上最強の復讐MV」だと大騒ぎとなったのである。

 「I Don’t」のMVは、ショーが始まるかのように「レディース&ジェントルメン!」という言葉で始まる。そして超豪華なシャンデリアのそばでラッパーのYGが、「おまえ、オレのことを愛してるんだろ」「オレのことを信じてない」「オレのことを理解できないようだけど」「でもさ、オレがミス・キャリーって呼ぶと、おまえ喜ぶよな」とリピートする中、豪邸から純白のウェディングドレスに黒のジャケットを身にまとったマライアが飛び出し、ロールスロイスのオープンカーに乗り込む。そして、ブライダルインナーである白のビスチェコルセット姿で後部座席に寝転びながら歌いだす。

「あなたが求めるものは全てあげたわ 繰り返し繰り返し捧げたわ」「“いつだってきみだけのものだよ”って、あなたは言ったわ」「本当にうそばっかり」「もううんざり、そう認めるわ」「ほんのちょっと、幸せなんだって混乱しちゃったのよ」

 マライアは、きらびやかなジュエリーをジャラジャラと身に着け、弾力がありそうな肌や肉付きのよい体を触りながら、オープンカーでクネクネとポーズを取って、挑発的なまなざしで訴えるように歌い上げていく。

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