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2016年ジャニーズドラマ視聴率ランク! 嵐主演が1&2位、SMAP・草なぎ剛が3位入り

2016/12/30 15:00
matumotojun07
AV女優報道さえなければ栄光の1年だったのに!

 米倉涼子主演の『ドクターX ~外科医・大門未知子~』が民放連続ドラマ年間トップに輝いた2016年。全11話の平均視聴率は21.5%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)と独走したものの、年間視聴率2位には嵐・松本潤主演『99.9―刑事専門弁護士―』(TBS系)がランクインを果たした。今回は16年に放送されたジャニーズタレント出演ドラマを視聴率ランキングで総括する。

■嵐メンバー主演作がワンツーフィニッシュ
 ジャニタレ出演ドラマの第1位は、松本が初めて弁護士役に挑戦した『99.9』。初回から15.5%と好スタートを切り、2話では19.1%に上昇するなど、春ドラマの中でも高視聴率を連発した。香川照之、榮倉奈々、片桐仁、岸部一徳ら個性豊かなキャスト陣も人気を博し、全10話の平均は17.1%を記録。最低は13.3%(6話)、最高が19.1%(2話・10話)と20%の大台には届かなかったものの、「続編確実」との声も出ている。

 同じく嵐の大野智が主演を務めた『世界一難しい恋』(日本テレビ系)は平均12.8%を獲得し、ジャニタレ出演ドラマの第2位に輝いた。同作で大野は恋愛に不器用な社長役を繊細に演じ、ジャニーズWEST・小瀧望の“チャラ男”ぶりも話題に。松本&大野は同じ4月期の登板だったが、年間視聴率でも1・2位のまま嵐パワーを見せつけた。

■SMAPメンバー出演作の結果は……
 16年の大みそかをもって解散するSMAPメンバーの出演作見ていくと、ランキングの3位には、草なぎ剛主演の『スペシャリスト』(テレビ朝日系)が入り込んだ。同作はもともと4回のスペシャルドラマとして放送され、満を持して16年1月期に連ドラがスタート。初回はSMAPの分裂危機が報じられた翌日の1月14日で、この日は17.1%という高数字をマークした。その後、視聴率は下降したが、全10話の平均は12.6%と2ケタを死守。視聴者からは『相棒』(同)や『科捜研の女』(同)などに続くシリーズ化が期待されている。

 一方、1月期は香取慎吾主演の『家族ノカタチ』(TBS系)も放送されたが、1月17日の初回は9.3%だった。毎週、ネット上にはストーリーや出演者の演技に対する好意的なコメントが出ていたものの、数字は低迷。全10話の平均は9.0%で幕を閉じた。

 また、舞台や映画など俳優業の多い稲垣吾郎は、4月期の『不機嫌な果実』(テレビ朝日系)に出演する。ヒロイン・水越麻也子(栗山千明)の夫で「超潔癖&超マザコン」というキャラの濃い役どころにチャレンジし、「ハマリ役」と評判を呼んだ。同作は金曜午後11時15分~0時15分と深夜枠のドラマながら、過激なベッドシーンが関心を集め、平均7.7%を記録した。そして、17年1月6日・13日には続編の『不機嫌な果実スペシャル~3年目の浮気~』が放送され、もちろん稲垣も再登場。レギュラーではないが、稲垣は秋ドラマの織田裕二主演『IQ246~華麗なる事件簿~』(TBS系)の第8話にゲスト出演しており、今後もドラマ界で重宝されることだろう。

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