相席ラウンジでセクハラ被害! 女の脚を撫でまわしていい場所じゃないんですけど?

2016/12/16 20:00

みなさんこんにちは、みほたんです。街はクリスマスムード全開ですが、一緒に歩く相手のいない女たちは身を寄せ合って女子会に精を出しています。そんな女子会終わりに吸い寄せられてしまうのは、相席系のお店……。今回は女3人で京都の相席ラウンジに行ってきました。

メンバーは、大阪のナンパバーに一緒に行ってくれた同い年のIちゃんと、まだ学生のAちゃん。彼氏いない歴を順調に更新し続けるアラサー2人と、最近彼氏と別れたばかりのAちゃんで2016年の恋愛総括なんかをしていました。「孤独死しないように同じ町に住もう」という最悪な結論が出たところで二次会場所探し。繁華街で一際光る「相席」の文字。「オリエンタルラウンジ」の京都店を発見しました。過去に新宿店にひとりで突撃したことがあるのですが、いつの間にやら東北、関西、名古屋や沖縄まで店舗拡大していました! 一度行ったことがある私は鼻息荒く「ここは相席屋より、ご飯もお酒もクオリティ高いし、内装すごいから絶対テンションあがる! 入ろう!」と2人を引っ張って中へ。

外の看板には現在の来店人数が表示されていて、男女それぞれが何名いるか一目でわかります(後で知ったのですが、公式サイトでもチェックできました)。この時は金曜の21時ごろ、男性は26名、女性は36名。女性のほうがかなり多めというところに少し不安を感じながらも受付に進み、店員さんからシステムを説明されて、席へ案内してもらいました。キラキラの内装を見て「ほんまにラウンジや!」と声をあげる2人に対して「せやろせやろ!」と自分の手柄のように喜んでしまいました。

料金は女性のチャージ500円となっていますが、LINEの友達登録をすると完全無料に。相席屋はフードも食べ放題ですが、こちらは早い時間に来ると女性はひとりにつき2品無料でオーダーできて、それ以降は男性の会計に上乗せされていくシステムです。来店した時はフードのラストオーダーが終わっていたのですが、店員さんが特別に1品ずつサービスしてくれました。お酒の種類も豊富で、自分で取りに行かなくていいし、ご飯のクオリティも満足。客層は、女性陣は大学生くらいの子が多く、男性陣は20代~40代といったところですかね。

店員さんとお話ししたり、店内の様子を観察するなど、女子会の延長を楽しんでいると「相席よろしいでしょうか?」と店員さんがやってきました。相席の前にきちんと相手の人数や雰囲気などを伝えてくれ、「席を変えて欲しい時には、卓上の機械か直接声をかけてくださいね」と丁寧に教えてくれました。とにかく店員さんの対応が丁寧! そしてイケメン!

一組目に相席したのは、30歳~40歳くらいの同じ会社で働く4人組。どうやら他の席から自ら席替えを申し出て移動してきた様子。なかなか慣れていそうな方々です! すでに酔っぱらって寝ている人がひとりいたので実質3対3。始めは何の仕事しているのか、どこに住んでいるのかなどの当たり障りない話をしていたのですが、30分もしないうちに「俺ら帰りますね」と席を立ってしまいました。えっ、もう!? またチェンジか!? と思いましたが、本当にお会計をしてお店を出ていきました。

しばらく女子会タイムが続き、また4人組との相席に。先ほどよりも賑やかで若い感じ。つまりちょっとスマートではない雰囲気の面々。「この中で誰がタイプ?」と席につくなり合コントーク全開でちょっと我々引き気味。Aちゃんの顔を見ると明らかに生気を失っていたので、お手洗いに立った時に店員さんに席替え申請しました。

その中で仲間内から「こいつゴリラみたいやろ?」と紹介された男が私とIちゃんの間にいたのですが、そこまで酔った様子もないのに席について数分もしないうちに、私たちの脚やら腰やらべたべた触ってくる! 着席時に男女交互に座ることを促されて、席もソファなので確かに手を出しやすい距離感ではあるのですが、もちろんそんなことはNGなので「ちょっとこのゴリラ触ってくるんですけど!」と2人で怒りのアピール! しかし、どれだけ言ってもその手を止めないゴリラ。その様子を見て完全に無表情になっているAちゃん。そんな時に、他のメンバーがこう言い放ちました。

「君らってマニア受けやんな」

は!? ふざけんな!! っていうか、今なんてマニアどころかゴリラにしか受けてませんけど!? ブチ切れ寸前にやっと店員さんが「女性の皆様、お席の移動お願いします」と助けに来てくれました。席を立つ最後の最後まで触ってくるゴリラと止めない周りのやつら。

席を変わっても同じフロアだと気まずいのでは……とも思いましたが、実は別の階にも席があり、エレベーターで移動しました。最後にもう一組相席しましたが、ゴリラとの闘いで疲れていたのですぐにお店を出てしまいました。

お店を出て気づいたことは、この日誰も連絡先を交換していないということ……。実は同じメンバーで京都の相席屋にも行ったことあるのですが、確かあの時も連絡先を聞かれず帰ったんですよね……。もしかして、私たちって、本当にマニア受け!? やっぱり3人で傷を舐めあうしか生きる道は残されていないの!?

その後、ストレスを発散すべく3人でライブを見にクラブイベントに行きました。「マニア受けならマニア受けらしく、クラブとかライブハウスのほうが出会いあったりして!」と、これまた気合い入れて口紅塗り直したり香水ふり直したりしましたが、何もなかったですよね。はい。

でも、いくらタダで飲み食いできても知らないゴリラに足触られるくらいなら、お金出してかっこいいバンドマン見て潤いたいです……! いや、そんなこと続けてても幸せはやってこないんですけどね! どこにいるんだよ、私に食いつくマニアって!

■ みほたん
自分の恋にはとびっきり不器用な自称恋愛マスター。 これまで恋愛についてあれこれネット上に書き散らかし気付けばアラサーになっていた。趣味はネットサーフィン、特技はネットストーキング。 メンバーそれぞれが難点を持つアイドルOTAFUKUガールズの貧乏担当としても活動中なので、そろそろ玉の輿永久就職をきめるべく日々出会いを探している。

最終更新:2016/12/16 20:00
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