いつの間にか天狗に?

バナナマン・設楽統、『ノンストップ!』で暴挙!? “高視聴率”神田うの降板の舞台裏

2016/09/30 11:45
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ホリプロオフィシャルサイトより

 29日放送回をもって、神田うのと博多大吉が『ノンストップ!』(フジテレビ系)の木曜レギュラーを“卒業”することが発表された。フジテレビ関係者によれば、「10月の改編で同番組を去るのは、この2人のみ」というが、その原因はメインMCを務めるバナナマン・設楽統の意向が、強く働いたためという。

 長年にわたってレギュラーを務めていた両者だが、特に神田は、その発言が何度もネット上で炎上し、そのたびにニュースで報じられてきた。

「フジとしては、こうした炎上騒動が『ノンストップ!』の“武器”だったんです。木曜日は、ほかの曜日に比べて平均視聴率も高く、局内でも『なぜこの2人は視聴率を持っているんだ?』とちょっとした騒ぎになっていたほどです」(フジテレビ関係者)

 そんな番組に大きく貢献したはずの神田だが、次第に設楽からは、疎まれるようになってしまっていたという。

「視聴率3%台からスタートした同番組ですが、一時は視聴率が7%台に乗ることも増え、落ち目のフジにとって設楽は“救世主”状態に。しかし、その影響もあってか、次第に設楽が番組の内容や方針にまで、口を挟むようになっていきました」(同)

 5月発売の「女性セブン」(小学館)が、設楽の意向で、女性チーフプロデューサーが急きょ異動になったことを報じた。現在のチーフプロデューサーは、「設楽の息がかかった男性で、番組内容の方針も、以前とはまるで違っているそうです」(同)という。設楽は、次第にタレントの発言にも目を光らせるようになり、放言キャラの神田やLiLiCoは、設楽の顔色をうかがいながら出演するようになっていたようだ。

「ところが、新チーフプロデューサーが就任した春以降の視聴率は右肩下がりで、最近では3%台にまで落ちることも珍しくない。うのと大吉が卒業した理由は、表向きには『視聴率のV字回復に期待したいから』といったところですが、最も数字がよかった曜日のみレギュラー刷新というのは、明らかにおかしな話です」(スポーツ紙記者)

 番組スタート当初と変わらないレベルの視聴率にまで落ち込んでしまった『ノンストップ!』。局内では、「設楽の“戦犯説”は浸透していますが、チーフプロデューサーさえ支配下に置いた彼を、表立って注意できる者など皆無。うのと大吉の後任は、それぞれオアシズ・大久保佳代子、平成ノブシコブシ・吉村崇となる予定で、彼らは『設楽に逆らわないだろう』といった実に消極的な理由で選出されたそうです」(前出・関係者)という。

 まるで“天皇”のような存在と化した設楽だが、結果的にこの現状は、フジとの共倒れを予感させるものとなっている。果たして来年以降も“ノンストップ”でMCを続けることができるのだろうか?

最終更新:2016/09/30 11:45
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