【連載】ヤリマン女の性生活報告

「絶対にセックスの誘いを断らない」人生で浮気していない期間がない、ヤリマンの素顔とは?

2016/09/20 15:00

■恋愛感情とセックスが切り離されている

 典型的なロリコン小学校教師による、親子姦。チアキの処女喪失は、最悪の状況下で行われたのだった。

「だから、今もそういうニュース見ると、すごく複雑な気持ちになるよ。私は運良く平気だったけれども、そういうことで傷付いたりする被害者の気持ちもわかるし……」

 ではなぜ、彼女は傷付かなかったのだろうか?

「好きは好きだけど、恋愛感情ではなくて、セックス自体が楽しかったの。その人も上手だったんだろうね、たぶん。不快感どころか、快感しかなかった。でも、誰にも言っちゃいけないことっていうのは、なんとなくわかってた。子どもって、親に内緒で楽しいことするじゃない? ダメって言われてるおやつ買いに行ったりするのと同じことだよね。小学生だから、学校に行けば、クラスの“××くんカッコイイ!”っていう感情もあったし。それはそれ、これはこれって感じでしたよね」

 チアキの貞操観念が崩壊している(性的に解放されている)のは、恋愛とセックスが切り離されて始まった当時の経験も大きな原因のひとつだろう。

「そう、今は両方が一緒になった“好きな人だからこそ、してみたい”っていう感覚もわかります。でも、そもそもは“好きだからヤる”ではなくて、“楽しい”とか“気持ちいい”だけだし、だから怖い思いも嫌なことも経験してない」

 そんな状態だから、母親が別れた後も、その教師とのセックスは継続した。

「母は、彼と別れて別の人と再婚するんだけど、私は彼と会って、映画行ったり、セックスしたりした。中1くらいまでかな? でも、新しい父親もできたし、生活が変わっていったから、だんだん会わなくなりましたね」

 ともあれ、千葉のロリコン小学校教師が、とんでもないヤリマンを生み出したことだけは事実。ところで、母親は2人の関係を知らなかったのだろうか?

「知らないと思う。その後も、彼のことは会話に出てきたけど、悪い話はにはならないからね」

 それにしても、昭和の時代に、娘の担任でもなく、年齢もだいぶ上のシングルマザーが、どこで若い教師と出会うというのか!?

「母は、その当時公務員だったからね。お酒も全然飲まないから、飲みにも行かなかったし……」

 下手したら「道でナンパした」とか、そのレベルの出会い方だったのかもしれない。東京・青山という場所柄なのか? しかしやはり、母親は相当なヤリマンだと思われるが……。

「そうだと思う(笑)。社交的だし、今70歳過ぎてるけど、たぶんまだ現役だもん。身なりもちゃんとしてるし……まあ似てんのよ(笑)。

 母は今、3人目のお父さんと北海道にいるんだけど、そのお父さんともダブル不倫の果てに2人で北海道に逃げたからね。誰とでも仲良くなるんだよ。もうDNAだよね、だっておばあちゃんが、よそで子ども作る家系なんだから」

■人生で、浮気していない期間がない

 教師に続いてのセックスも、親戚の中年男性だったというチアキが、ようやく同世代とセックスしたのは15歳の頃。

「中学1年の時に彼氏ができて、幼なじみのその人と、中3の時に、普通に初体験的なヤツはした。既にセックスを経験してるってことは別に言ってないけど、相手もたぶん童貞じゃなかったんだよ。まわりの子に対して特別に優越感もなかったし、どこかでなにか食べたみたいなもんだった。同世代も、それはそれでいいなと思ったよ(笑)。別に、そんな特別じゃなかったけど」

 もはや中学生のエピソードとは思えない老成ぶりである。それから現在に至るまで、「特定の彼氏は絶えずいた」というが、冒頭で触れた通り、誘われれば誰とでもセックスはしている。つまり、人生で浮気していない期間がないのだ。

「彼氏はいても、声をかけられればフラフラとついていきますね。“逆に、どうしてヤッちゃダメなの?”って思うくらい。“ダメ”って言っている人の気持ちもわかるし、そういう人が多いのも重々承知しているけど、“私はそうじゃないかな”って」

 彼氏には「浮気した」と言うのだろうか?

「それは言っちゃいけないってわかっているから、言わない。最近『SPA!』にヤリマンとして載ったのがバレて、別れましたからね(笑)。北海道から名古屋に引っ越すきっかけになった人で、10年くらいは付き合ったよ。私、基本的に男の人の家に転がり込むんで、その前に東京から北海道に行ったのも、結婚して、相手についていったからだしね」

 その相手とも離婚はしていないという。母親のエピソードをそのまま、否、さらにえげつないことをしているような生き方である。

「“人でなし”なんですよ。人間関係に関する世間一般のルールには、全く沿えてない。“彼氏ができたら彼氏だけと付き合う”とか、“結婚を考える”とか、“ちゃんと別れてから次の人のところに行く”とか、なんの段取りも踏まえないし、それに疑問も持たない。“なんでダメなの?”って思っちゃう」
(文・写真=福田光睦/Modern Freaks Inc.代表/@mitutika

(後編に続く)

最終更新:2016/11/11 21:42
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