サイゾーウーマン世論調査

「内田有紀ってまだいたの」「松嶋菜々子は脚本頼み」40歳以上の“オワコン”主演女優ランキング

2016/09/28 18:40

 映像作品や舞台などで活躍する女優の中で、主役を務めることができる女優は一握り。確実なキャリアを積み上げ、40歳を過ぎても活躍する女優の数はさらに少ないだろう。そんな彼女たちの中には、実は視聴者から、すでに“オワコン”認定されている者もいるかもしれない。今回は「『オワコン』だと思う40歳以上の主演女優」を調査した。(Sagoooワークス調べ/調査地域:全国/調査対象:年齢不問・男女/有効回答数:100)。

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『内田有紀 パーフェクト・ベスト』

 1位になったのは、27票を獲得した内田有紀(40)。中学時代からモデル活動やCM出演を行い、1994年の『時をかける少女』(フジテレビ系)で連続ドラマの主演デビュー。アイドル的人気で活躍した。2016年1月には『ナオミとカナコ』(フジテレビ系)で広末涼子とダブル主演を果たし話題となったが、

「まだいたの。という感じ。存在感が希薄というかなんというか、主演の器ではなくなった」(30代/女性/専業主婦)
「内田有紀ファンには悪いけど、もう厳しいかなと思います」(30代/男性/契約・派遣社員)
「オワコンだと思う40歳以上の主演女優は内田有紀かな。もう何年見てないだろう」(20代/女性/専業主婦)

といった厳しい言葉が並んだ。02年に結婚して一度芸能界を引退、離婚後の05年に復帰したものの、その空白期間や、復帰後は脇役としての出演が多いことから“主演”という部分に疑問の声が上がった。また、「演技がうまいとは思えない。いつまでもアイドルのイメージが抜けないから」(40代/男性/自由業・フリーランス)、「役を演じ分けられないタイプなので、もうオワコンだと思いました」(30代/男性/会社員)と、演技力自体に疑問を感じるという声も。

 2位には、『営業部長 吉良奈津子』(フジテレビ系)で主演を務めた松嶋菜々子(42)が22票でランクイン。『GTO』『やまとなでしこ』『美女か野獣』(いずれもフジテレビ系)などに出演し、“高視聴率女優”といわれていたが、

「松嶋菜々子は脚本の力がないと無理だと思う。母役とかも難しそうだし」(20代/女性/専業主婦)
「あまりドラマは見ないので根拠はないのですが、松嶋さんは、いつも演技が似通っていて飽きた」(40代/女性/パート・アルバイト)
「女優というだけあり、同年代の女性に比べればとてもきれいだが、演技を見るといつも同じに見えてしまい、あまり彼女が出演するメリットが感じられない気がするから」(20代/女性/無職)

と、似たような演技に「飽きた」という意見が。また、最終回に40%超えという高視聴率を叩き出し、社会現象にもなった松嶋の主演ドラマ『家政婦のミタ』(日本テレビ系)のイメージが強すぎるようで、「『家政婦のミタ』までは大好きでしたが、もう限界だと思っています」(30代/男性/パート・アルバイト)、「『家政婦のミタ』の印象が大きかったので、そのイメージで期待してしまって失望してしまいます」(40代/女性/自営業)という声も上がった。

 3位は16票を獲得した、『ドクターX ~外科医・大門未知子~』(テレビ朝日系)主演の米倉涼子(41)。17歳のとき「第6回全日本国民的美少女コンテスト」で審査員特別賞受賞をきっかけに、モデルデビュー。自ら「女優宣言」し、女優の道を突き進んできた。12年には、ブロードウェイミュージカルで主演を務め、日本を代表する女優となったが、

「プライドを持って努力しているのが前面に出すぎで、見ていて痛い部分があるから」(50代/女性/パート・アルバイト)
「最近、あまりテレビで見かけなくなった。ガサツな感じがして、あまりファンが多いようには思えないから」(40代/女性/公務員)
「ブロードウェイ女優です! っていう雰囲気をずっと出してて痛々しい」(40代/女性/専業主婦)

と、向上心や自意識の高さが反感へとつながってしまっているようだ。また、「今の米倉涼子の良さがわからない。前はあこがれがあったが、最近はオワコンだなと感じます」(30代/女性/専業主婦)と、昔と比べて魅力が減ってきたと嘆く人もいるようだ。

 4位には、『私 結婚できないんじゃなくて、しないんです』(TBS系)主演の中谷美紀(40)が12票でランクイン。クールビューティーな役どころで一世を風靡した中谷だが、「昔のような存在感がなくなってしまった。美しさが衰えた半面、ほかに何も増していないと思います」(40代/男性/自由業・フリーランス)、「演技が昔のままの感じで、時代に合ってないと思う」(40代/男性/無職)と、年を重ねたものの、演技に変化がないところに、物足りなさを感じるといった声が上がった。

 同じく4位には、『オトナ女子』(フジテレビ系)で主演を務めた篠原涼子(43)。天真爛漫なキャラクターで人気を得ている篠原だが、「昔はもっとキャラが濃かったと思うのですが、最近はあまり弾けないこともあって、もったいないです」(40代/女性/専業主婦)と、昔と比べ、落ち着いた印象になったことを残念がる声が上がった。

 そして、4位と1票差の5位となったのは、天海祐希(49)。『偽装の夫婦』(日本テレビ系)で主演を務めた天海には、「ドラマも役も印象に残っていないのでわからないから。パッとしない」(20代/女性/専業主婦)との声が上がった。

 アンケートを見ると、40歳を超えた彼女たちの一番の敵は、老いでも若い女優でもなく、昔の自分なのかもしれない。「オワコン」という評価をはねのけ、より魅力的な女優として活躍してくれることを期待したい。

『内田有紀 パーフェクト・ベスト』
「あの変なしゃべり方はどうにかした方が良い」は至言
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