【連載】美容整形Dr.高須幹弥に訊く!

「ブラマヨ吉田さんもツルツルに」美容整形Dr.高須幹弥が治療をしたい“汚肌芸能人”は?

2016/09/19 21:00
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例の“ぶつぶつ”には、どんな治療が?

【第22回】「高須幹弥センセイ、美肌治療で何歳若返ることができますか?」
思わず触りたくなるようなふっくらツルツルの“美肌”は、いつの世もあこがれの的。中でも顔が商売道具の芸能人は、その陶器のような肌をもてはやされることもしばしば。しかし一方で、メイクでも隠しきれない“汚肌”な芸能人も少なくない。不規則な生活で肌が荒れやすいのはわかるけれど、高須クリニック名古屋院・院長の高須幹弥先生が、「美肌治療をしたい!」と思う芸能人は誰ですか?

■肌を焼き削るクレーターの治療
 肌がきれいか汚いかは、7割くらいは生まれ持った肌質によって左右されるんですよね。何もケアしていないのにきめ細かくてキレイな人もいる半面、どんなにお手入れをしても、すごく荒れて汚い人もいます。ただ、それぞれの状態に合った治療をすれば、美肌に近づけることは可能ですよ。

 芸能人で美肌治療をするとすれば、ブラックマヨネーズの吉田敬さん、道重さゆみさん、桐谷美玲さんあたりでしょうか。

 吉田さんは肌の表面にクレーターがたくさんあってかなりボコボコしていますよね。男性ホルモンが多いため、皮脂の分泌量も多く、毛穴に皮脂が詰まりやすい肌質なのかもしれません。思春期にはニキビがたくさんできていたと思いますが、「指で潰していた」とも言っているので、それも悪化させた原因の1つです。

 皮脂が詰まった毛穴に皮膚の常在菌が入り込むとニキビになるのですが、吉田さんのような肌質の人だと、ニキビが腫れ上がって膿が出て……というのを繰り返すため、ボコボコになってしまうんです。しかも、ニキビを指で潰すと中途半端に膿が残ったり、膿が周りに散らばって波及したり、指の細菌で余計に炎症がひどくなることもあります。せめて病院などで上手に膿を出していれば、あそこまでひどくはならなかったかもしれません。

 吉田さんほどのクレーターを治療するなら、CO2レーザーで肌の表面を焼き、一番凹んでいるところまで削って平らにする「アブレージョン」が一番効果的です。ただ、真っ赤なやけど状態が少なくとも半年以上続くうえ、紫外線にあたるとシミになるので、赤みが引くまでは家にこもっていなければならないんです。でもかなりツルツルになるので、吉田さんが半年間仕事を休めるなら、ぜひ施術したいですね(笑)。

 もし半年間休むのが難しければ、ダウンタイムの少ない「フラクセル」かな。皮膚の表面にミクロ単位の穴をあけて肌を少しずつ削るのですが、繰り返し受けなければならないし、アブレージョンより効果は少ないんですよね。

『ブラックマヨネーズ吉田敬のぶつぶつ(ヨシモトブックス)』
ブラマヨ吉田さん、ご興味ありましたらご連絡ください
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