[ジャニーズツッコミ道場]

日テレ・青木源太アナの言動に見た、SMAP解散発表とジャニオタのあり方

2016/08/18 18:30

 しかし、その後、駒井が登場し、「SMAP名曲でつづる28年の軌跡」というVTRが放送されると、ワイプにうつる駒井、辺見えみり、大木などが寂しげな表情で歌を口ずさむなか、青木アナは結構普通に歌っていた。うっすら微笑んでノリノリにも見える。そして、VTR明けには、駒井と2人、うなだれていたが、顔を上げた瞬間には、すでにうっすら笑顔。それを見た瞬間、ちょっとサイコパスにも見えて、ぞわっとした。

 青木アナには、局アナという立場がある。しかも、ジャニーズ事務所全面協力の企画を任されているだけに、余計なことも言えないし、私情を見せるわけにもいかないだろう。

 だが、それ以上に、青木アナの場合、「自分が今、視聴者にどう映るか」「自分がどう思われるか」という計算・打算よりも、ジャニーズが好きすぎて、ジャニーズの名曲が流れ、映像が流れると、無意識に本能でノッてしまうのではないか。

 悲しく寂しい「現実」は、それはそれ。SMAPの歌は、やっぱり良い曲だらけだし、過去の映像はカッコいいし、楽しいし、なんなら「この後、ジャニカラ行きたいなぁ~♪」なんて思っていそうにすら見える。

 でも、これぞ真正のジャニオタ。世間では、みんなしめやかに、自粛ムードでなければいけない空気があるけれど、曲を聞いたらノッてしまうし、一緒に歌ってしまうし、映像を見たらニヤけてしまう、その気持ちは止められない。

いくら本人たちが苦しくつらい状況にあるときだって、ファンが、世間がみんな暗い顔をして悲しみ、何かに怒り続けなければいけないわけじゃない。「不謹慎」にも「KY」にも見える青木アナのあり方に、ジャニオタの真髄を見た気がした。
(田幸和歌子)

最終更新:2016/08/18 18:42

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