専門施設「資生堂ライフクオリティービューティーセンター」を取材

“自分”を取り戻すことがエネルギーに! がん治療の副作用に悩む人に寄り添う資生堂の挑戦

2016/06/02 16:00
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Makeup caristの青木和香恵さん。一人ひとりの悩みをしっかり受け止めた上で、 その人の顔立ちや雰囲気を生かしたメイク術をアドバイスしてくれる

■専用商品と高いホスピタリティーで、治療の限界を超える

 今回の取材で実感したことは、高い技術力の結晶である専用商品だけでなく、資生堂ならではのカウンセリング力・メイクアップ技術が、一人一人の悩みに寄り添い、メイクの持つ力を最大限に引き上げているということ。

 例えば、顔面神経麻痺などで、顔の左右非対称に悩んでいる場合は、眉の位置、描き方を提案。また、リップラインや口紅の色で視点を変える方法や、髪の分け目を変えることで全体のバランスを整える方法など、その人の印象やパーツを生かしながら総合的なアドバイスをしているのだ。

 がん治療の副作用で眉毛が抜けてしまった場合は、自分では判断しにくい、眉頭の位置の確認方法を紹介。また、まつ毛が抜けてしまったとき・まばらなときのアイライナーの引き方など、細かな状況に合わせたメイク術をアドバイスしてくれる。

 同センターは普段は専用商品の使用を前提とする肌に深い悩みをもった人のみが予約できるが、今回は特別に私もメイクを体験させてもらった。左右の眉毛位置の高低差が気になっていたのだが、ペンシル型のコンシーラを使ってのカバー方法を教えてもらった。また、同じアイテムで口角を上がったように見せるメイクもしてもらい、ちょっとしたコツで顔の印象がだいぶ変わることに驚いた。Makeup Carist(メーキャップケアリスト:美容技術者)に悩んでいる部分を丁寧に聞いてもらい、さらに化粧によって気になる点を整えてもらうと、とても癒やされる。また、自分の顔にある長所をほめられ、引き立つようにアドバイスしてもらうことで、自分自身をもっと大切にしなければと気づかせてもらった。今までマンネリになりつつあった「化粧をする」行為を、見直すきっかけとなったのだ。

 いかなる悩みにもしっかりと向き合い、トータルで美を提案できる美容理論の蓄積と、高いホスピタリティーで実践できる人材(Makeup Carist))が真剣な思いで地道に活動しているところに、感銘を受けた。コスト面だけでの企業活動ではなく、高い志がなければ到底できない活動は、資生堂というきらびやかな企業イメージでは測れない、地味で目立たない、しかし大切な真髄を垣間見た気がする。

■「化粧のちから」で自分自身にエネルギーを与える

 同センターに来所した「お客さまの声」を見ると、一様に“化粧の力”が自分自身のエネルギーを高め、前を向くきっかけになっているのを感じる。

「眉を描き、肌色をカバーした顔を見て元気だった頃の自分に近づけた。一日も早く社会復帰したい」(40代女性)
「無理はしないし、がんばらないけど、負けたり、逃げたりせず、治療や生活に取り組んでいきたいと改めて思った」(50代女性)
「化粧をしている時、一瞬でも治療を忘れられるという精神的な希望を叶えてくれるのが化粧」(40代女性)

 もちろんそれはがん患者だけではなく、あざや傷あとを持った人も同様だ。資生堂ライフクオリティービューティーセンターPR担当の小林智子さんいわく、「顔を覆うようなマスク姿で下を向くような姿勢で来所されたのに、メイク後は『写真を撮って』とおっしゃる方もいます。メイクして終わるのではなく、メイクによって気持ちが明るく変化し、その気持ちの変化によって帰りにお買い物に出かけられたりと行動で前向きに変わる方もいらっしゃいます」とのこと。

資生堂という文化装置 1872-1945
トップランナーの矜持とプライドを見ました!

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