[連載]ヤリチン卒業!! 叶井俊太郎の子育て奮闘記

ワークショップが好きな小1の娘のために、塾も兼ねた理科実験教室を体験してきました!

2016/05/30 19:00
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(C)倉田真由美

 前回のコラムで書いたように、娘ココは小学校が入ってすぐクラスメイトの男の子からイスを蹴られたり、叩かれたりと暴力を受けていたのですが、担任の先生に相談して男の子と保護者に注意してもらったところ、それが収まりました。毎日学校終わりに、先生がココに「今日は殴られてない?」と聞いてくれています。かなりマメな先生でよかった!

 そんな娘ココの小学校生活は、学校が午後2時に終わり、そこから夕方5時半まで学童へ。夕方、妻くらたまが迎えに行き、オレが帰宅してから、翌日の時間割を見て教科書の準備、学校からの連絡帳のチェック、学童からの連絡帳のチェックをし、金曜日には上履きを洗う。これは全部オレがやっています。妻がココの小学校の準備をやると、なにかしら抜けがありそうで不安だからやらせたくないですね。

 ココは小学校より学童の方が楽しいらしい。「なにが楽しいの?」と聞くと、「工作がいっぱいできるから!」。毎日、学童で作ったものをなにかしら持ち帰ってくるんです。ここの学童にはクラフトルームという工作室があり、学童・児童館に遊びに来る小学生なら誰でも使うことができるんです。ココは、段ボールで作ったスマートフォンやパソコン、クジ引きBOXなど、1日に最低3個は作って、持ち帰ってくる。週5日は学童に行ってるので、1週間で15個の工作が自宅に溜まってくるわけですよ!

 初めはオレも妻も、「せっかくココが作ったものなんだから、部屋に飾っておこう!」と思っていたんですよ。が、毎日ものが増えて、もう家に置くスペースがなくなってしまった! ココの目の前で捨てると怒るので、寝てる間にちょっとずつ捨ててますね。かわいそうだけど、キリがないんでね。

 しかし、ココの工作に対するモチベーションは、マジですごいと思う。休日に出先でワークショップを見つけると、アクセサリーやらキャンドルアートやらなんでも作りたがるんです。そこそこ上手にできるから、もしかしたら、モノ作りに向いてるのか?

 そんなことを考えているとき、友人から、工作やワークショップ好きな小学生向けの理科実験教室(中学受験向けの進学塾も兼ねている)の存在を教えてもらいました。友人の娘も通っていたようで、五反田にあるそう。ネットで調べるとなかなか面白そうだったので、無料の体験入学を申し込み、先週ココと行ってきました。

 受付後は、白衣に着替えるんです。実験教室ですからね。生徒は20人ほどで、女の子はココともう1人だけ。4人で1つのグループになって座ります。この日は「空気をつかむ」という内容の授業でした。机に水槽があって、「コップを水に沈めたとき、コップに溜まっていた空気はどこにいく?」と先生が質問すると、みんなが手を挙げて答えるという流れ。ココもちゃんと手を挙げてるじゃないか!

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