最後の頼りはファンなのに……

J・ビーバーの精神崩壊再び? 木で瞑想したかと思えば夜遊びに興じるなど、奇行が目立つように

2016/05/13 18:50
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「来たぜ来たぜ、オレの時代が!」

 最愛の恋人セレーナ・ゴメスに繰り返しふられたことで、私生活が荒れ、警察沙汰まで起こした歌手のジャスティン・ビーバー。その後、猛省し、昨年1月に「好青年に生まれ変わる」と宣言した。ジャスティンは、やりたい放題した時期にファンが離れてしまったのではという不安抱えていたようだが、昨年11月にリリースしたアルバムが記録的なメガヒットとなったことで自信を取り戻し、完全復活。みそぎを果たしたとばかりに、今年に入ってから、アンチの気に障ることばかりをするようになった。

 年明け早々メキシコにある世界遺産、マヤ文明の遺跡でケツを出し追放されても、反省の色はナシ。筋肉美を自慢する上半身裸の写真をインスタグラムに投稿しまくったり、犬を飼い始めたのに「サルも飼いたいなっ」と発言して動物愛護団体から叩かれたり、3月1日に迎えた22歳の誕生日にはマリファナを吸いながらドンチャン騒ぎをしたり。プリンスの死を受け、ギタリストのアンドリュー・ワットがインスタグラムに投稿した「彼は生存する最後の偉大なパフォーマーだった」というメッセージに、「いやいや、彼が最後じゃないし」とコメントし大炎上。毎週のように炎上騒ぎを起こしている。

 これらの言動は、2013~14年の奇行時期に比べれば大したことではないと思われるかもしれない。しかし、今年のジャスティンは、これまでどんなことがあっても彼を信じ、ずっと支えてきてくれた熱狂的なファンを敵に回すような発言を繰り返しているのだ。

 1月、重度のうつ病を患っていたジャスティンの熱狂的なファンが自殺したとSNSで話題になったとき、ジャスティンは哀悼のコメントを出さずに無視。

 3月に始まったツアーでは、ほとんどの曲を口パクしていると、がっかりするファンが続出。同月末には、そのツアーで高額な特別チケットを購入したファンと行う交流会を中止すると発表したが、有名人の子どもとはコンサート前に交流し、ツーショットにも応じていることが発覚した。

 ファンの気持ちを踏みにじるようなことばかりしているジャスティンだが、反省する気はさらさらないようで、今月10日には、インスタグラムで「今後、プライベートでの写真撮影には一切応じない」と宣言。「人間として認識されてないじゃんってレベルまできちゃったんだよね。まるで動物園の動物になったような気分だよ。精神的に健全な状態を保つためにも、もう写真撮影には応じない」「がっかりさせちゃうってわかってるけどさ、写真撮影に応じなきゃいけない義理なんてないんだし。“でも、アルバム買ったのよ!”って言うけどさ、ボクのアルバムが欲しいから、お金を払って購入したんだよね? そのアルバムには、“ボクのこと見かけたら、どんな場所でも写真撮影に応じます”なんて書いてないよね?」と逆ギレし、ファンに大きな衝撃を与えた。

 この投稿に対して、「あなたがここまで成功したのは、ファンのおかげでしょ。写真くらい撮らせてあげなよ。普通に過ごしたいとか言うけど、普通じゃない暮らしを選んだのは、あなた自身でしょ。クソ野郎」というコメントが付くと、そのコメントをスクリーンショットした画像を投稿し、「ボクがみんなを幸せにできるという事実は最高だと思う」と自分をたたえた上で、「一線を引くことがクソ野郎なら、ボクはクソ野郎だ」「ボクは世界の奴隷になりたくないだけ」「ボクは、これからも成長に伴い、さまざまな決断を下していく。それは誰にも止められない」と反撃。

 このように、特にツアーが始まってからというもの、ジャスティンはファンを傷つけてばかりいるのだ。

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