Sexy Zoneは本当に「顔面偏差値東大レベル」なのか？　美容整形Dr. 高須幹弥の判定は……

　松島聡くんも目力が弱いです。眼球自体が小さいわけではないのに、常に眠たそうな印象があります。おそらく、目を開ける力が弱いのでしょう。これは目周辺の筋肉の問題なので、眼瞼下垂の手術をすればかなり印象が変わると思いますよ。あと、中顔面が大きく、縦に長く横にも広がっているし、小鼻もかなり横に広がっていて鼻の穴が大きいですね。笑うと歯茎の覗くガミースマイルになって、さらに口元も出ていることでほうれい線もくっきり浮いているので、チンパンジー顔ですかね。平均よりちょっと上くらいのイケメン度ですが、庶民的で親近感を感じられる顔なので、親しみやすい印象だと思います。

　「顔面偏差値東大レベル」という表現が、「1000人に1人程度の逸材」という意味合いであれば、佐藤くんと中島くんは“東大レベル”と言ってもいいと思います。でも、あとの3人は言い過ぎなんじゃないですかね（笑）。

■松島とマリウスはグループに必要不可欠な存在
　「イケメン＋親しみやすさを感じる顔」の組み合わせは、ジャニーズのグループ構成でよくみられます。ただ、1グループにダントツのイケメンが2人もいるのは珍しいのでは。それによって、グループ全体のイケメン度が上がって、それほどでもないメンバーもイケメンに見えるという相乗効果を生み、「顔面偏差値東大レベル」と言われるのではないでしょうか。菊池くん、松島くん、マリウスくんが、佐藤くんや中島くん以外と組んでいたら、そうは言われなかっただろうし、佐藤くんか中島くんのどちらかが欠けていても、やはり東大レベルとは言われなかったかもしれません。

　だから、佐藤くん、中島くん、菊池くんの3人で活動していたときは、「超絶イケメン2人とクール系イケメン」という組み合わせになって、グループの顔面偏差値レベルは高かった。5人に戻ることで、平均値が下がってイケメン度は薄まったと思います。でも、庶民的な顔の松島くんと、可愛らしい顔のマリウスくんがいることで、3人のときよりもグループ全体のバランスはよくなった印象を受けます。イケメンが5人揃うより、親しみやすさを感じられる顔のメンバーがいた方が親近感を抱けるし、幅広い層から愛されるようになりますから。マリウスくんや松島くんのような顔は、ジャニーズのグループには必要な存在なんですよ。

　しかも顔面から見たSexy Zoneのメンバー構成って、SMAPや嵐と似ているんです。もしかしたら、彼らのあとを継ぐ“次世代の国民的スター”の可能性を秘めているのかもしれませんね。

高須幹弥（たかす・みきや）
美容外科「高須クリニック」名古屋院・院長。オールマイティーに美容外科治療を担当し、全国から患者が集まる。美容整形について真摯につづられたブログが好評。
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