「50万円のご祝儀持参者も!?」取材禁止の乙武洋匡氏“謝罪パーティー”全容を暴く!

2016/04/10 10:00

「出馬についても、何もなかったです。出席者には『出直して都知事選だ!』なんて言っている人もいましたけど、今回はそういうことを言える空気じゃないって感じですね」

 会の終わりになると、発起人から「外にマスコミがいるので、絶対に対応しないでください」と指示があったという。

「『お祝いに駆けつけた人に、そんなこと言うのもどうなんだ』って言ってる人もいましたから、やっぱり変なパーティーではあります」

 出席者も黙々と取材拒否するなかで、現場はますます報道陣の不満が大きくなっていたが、それをかわす狙いがあったか、関係者からは一部メディアにビデオメッセージが配布された。筆者はこれを受け取れなかったが、顔見知りのテレビ関係者に聞くと「サッと確認したところでは、1分ぐらいの短いもので神妙な口調での感想」だと明かしていた。

 古市氏はTwitterで「会場にいたひとはもういちど、あの夫婦のファンになったと思います」と書いていたが、様子を伝えてくれた出席者は「もちろん乙武さんが好きで応援しているんで、ファンはファンですけど、そこまで和気あいあいとしたものではなかったです。必死にうまくまとめようとした感じが露骨だったので、もう少しそういう“アピール”じゃない本音が聞きたかった」と話した。

 有名な出席者が妻のスピーチを絶賛したため、メディアではその話が大きく伝わっている。妻の資質が重要だともいわれる政治の世界だけに、その点だけは議員向きだったといえる。いずれにせよ、出版関係者の間では有名だった乙武氏の女癖、大いに株を上げた仁美さんの手前では、今後一切の寄り道が許されなくなったのではないだろうか。
(文=片岡亮/NEWSIDER Tokyo)

最終更新:2016/04/10 10:00
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