まったく祝福されない片岡愛之助と藤原紀香、テレビマンは「披露宴中継の価値下落」と……

2016/04/06 10:00

「(愛之助と紀香の)両サイドの事務所には言えないことですけど、まさに世間の猛反発を感じた。確かに、隠し子までいて二股騒動を起こした遊び人の愛之助と、ブログで持ち物を自慢したり自己愛の強さが漂う紀香という2人、嫌いなタレントの上位にきそうなカップルでは、この反応も当然といえば当然ですが、これでは秋に予定する挙式・披露宴の中継はテレビコンテンツとしての価値が上がらないのでは? 少なくとも、放送権の争奪戦にはならないでしょう」(同)

 極めつきは、愛之助の養父・片岡秀太郎が、香川・琴平町の金丸座公演の初日に行かないよう新妻・紀香に釘を刺したことだ。同日が「梨園デビュー」と一部報道で伝えられていたことに「金丸座は鴈治郎さんの襲名興行、鴈治郎さんが主役」と、紀香に行くのを遠慮するように伝えたことをブログなどで明かしている。

 梨園関係者によると「これは、大ハシャギする紀香に梨園側からの反発があって、秀太郎さんが配慮したもの」だという。

「紀香さんのアピールがすごいんですよ。交際発覚後は、決まってもいないのに『節分婚する』という話などをスポーツ紙に書かせるし、ペアウォッチを見せびらかして、周囲には『いつも愛之助がお世話になっております』なんて言うんですから……。売名行為でイベント出演を増やす手法をとって芸能界を生き残ってきた人なのかもしれませんが、さすがにちょっと」(同)

 昨年、公になった「3月結婚」という情報も、紀香側からテレビ関係者に伝えられたのが漏れたもの。思えば紀香は前回の結婚時にも、夫(陣内)が「自分が結婚するのをスポーツ紙で知った」というほどの“独走アピール”だった。

 また、ブログで「純粋に、まるで必然的に深い友情が恋愛へと進化した確かな信頼感の上で、誠実に向き合い、大切にしていきたいご縁だと思っております」という難解な言い回しで文化人を気取ることには、嫌悪感を示す人も多い。

 会見内では愛之助が、交際の経緯を「付き合ってないのに付き合っていると報じられ、事務所に会うなと言われて、心に穴が空いて彼女を必要としていたんだと思った」としたが、これが紀香による熊切あさ美からの略奪愛という見方を払拭するための後付け話であることは明らかだ。

 世間の反応がネガティブに染まり、周囲も眉をひそめる奇妙な結婚フィーバーだが、批判的な見方であっても注目度が上がればよしとするのが芸能界。前出のディレクターは「披露宴の中継」の価値が上がらないと見たが、この究極の炎上商法では、むしろ辻希美のブログばりに“嫌々ながら見る”人たちを増やすのではないだろうか。
(文=片岡亮)

最終更新:2016/04/06 10:00
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