雑食系恋愛ジャーナリストがレポート

出会えるというウワサの合コンバーに行ってみた アラサー独女がガチ査定した結果

2016/02/17 16:00
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合コンスタート!?

 合コンを企画したり、街コンに申し込むのは面倒くさい。そんなニーズに応えたのが昨年流行った相席屋です。しかし最近、相席屋以外にも、見知らぬ男女が出会えるシステムのある飲食店があると聞きました。そんなお店の1つが、東京・神田で密かに話題という合コンバー「G-Days」です。すでに話題になっているということでどんなに盛り上がっているのか、アラサー独女がガチ査定してきました!

■強制的にマッチング飲み会がスタート

 JR神田駅から歩いて3分程の場所にあるお店は、ぱっと見、合コンバーとはわからないたたずまいです。店内に間仕切りなどはなく、カジュアルバーのような雰囲気。さぞ男女がわんさか盛り上がって……と思いきや、その日は2卓で飲み会が開催されるのみ。今回入店したのは、平日木曜の夜8時半でしたが、どうやら曜日によって混み具合にはバラつきがあるようです。

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店内の様子

 すでにいらっしゃるお客さんの層は、20代〜30代の会社員が中心の様子。神田という土地柄なのか、会社帰りにフラッと立ち寄る人も多いようです。ひとまずドリンク代500円を支払い(この日、女性の入場料は無料でした)、カウンターでオーダー。どこのテーブルに混ざるのかな〜と思っていると、お店側からの指示が入ります。

「あちらのお席に、ご案内してもよろしいですか?」

 あちらのお席とは、男性3人組の席です。そう、こちらのお店は合コンバー。店内に異性がいたら、強制的にマッチング飲み会がスタートします。横目で男性を見ながら、「ん〜だいぶ微妙」と辛口評価を下しつつ、ひとまず即席合コンスタートです。

「よろしくお願いします!」

 店側の誘導に従い、男性3人組のテーブルに挨拶します。同僚同士ということで、すでに普通の飲み会のような雰囲気のただ中に筆者は追加されたわけです。

 ざっと自己紹介をしつつ、完全にアウェーな空気を感じながら、会話を楽しんでいきます。が、1つ言いたい! どうして婚活の場では、こんなにも男性は身分を明かしたがらないのでしょうか?

「仕事場」「住まいの場所」「年齢」……、合コンだったら、ためらいもなく明かせる話が、即席でマッチングされたモノ同士の前だと、みんな明かしたがらない。モゴモゴと言葉を濁すではないですか。

 ああ、そうか。私のように辛口レポートされるのが怖いのか! と心の中で思いながらも、彼等のプロフィールを少しずつ明らかにしていきます。

「25歳……だけど貫禄ありすぎの男性・都内SE会社勤務」

 などと、3人の男性の特徴をキッチリ脳内に書き込んでいくと、スタッフが近づいてきて、驚きの発言をします。

「もうひとり男性をご紹介してもいいですか?」
「は? もうひとり?」

 ここで、お店の仕組みを初めて理解しました。即席合コンというのは、男女のグループをぐいっとくっつけるだけでなく、ひとり参加の男女も適時グループに追加投入していくシステムのようです。

 つまり最初は男性3人だったところに、筆者(女ひとり)がまず投入。その後男性1名が追加投入。こんな具合に、テーブルの人数がふくれあがっていくのです。

 その後、ひとり参加の女性が2名(25歳と31歳の会社員)追加され、男性がもう1名(年齢不詳ですが推定年齢は37歳くらい)追加され、合計8人のテーブルへ進化。もはや半分以上お互いを知らない者同士で話さなければならず、ぶっちゃけ会話がしんどい!!

 それぞれに自己紹介し、趣味や住まいについて質問するのに、開始から数十分で疲れてしまったのでした。

結婚につながる恋のはじめかた
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