仁科友里の「女のためのテレビ深読み週報」

陣内智則になめられる恋人・松村アナ――女によって態度を変える“男のいやらしさ”

2016/01/21 21:00
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『NETA JIN 2』/R and C Ltd.

羨望、嫉妬、嫌悪、共感、慈愛――私たちの心のどこかを刺激する人気芸能人たち。ライター・仁科友里が、そんな芸能人の発言にくすぐられる“女心の深層”を暴きます。

<今回の芸能人>
「『明日子どもの面倒みておいて』と奥さんに言われたら、めっちゃイヤやねん」陣内智則
『解決!ナイナイアンサー!』(日本テレビ系、1月19日)

 日本テレビの新谷保志アナウンサーが、同局制作会社に勤務する女性に対してセクハラ(執拗に食事に誘う、交際を迫る)を働き、自宅謹慎を言い渡されたらしい。セクハラ自体許しがたいが、もっとヤな感じなのは相手の女性が制作会社勤務ということと、新谷アナが既婚なことである(妻はセント・フォース所属のフリーアナウンサー本多小百合)。

 日テレのアナウンス部といえば、水卜麻美アナや、徳島えりかアナなど、人気の女子アナを抱える美女王国だが、新谷アナは彼女たちにセクハラをしない。「局の宝」ともいえる彼女たちにそんなことをしたら、彼女たちも周囲も黙っているわけはないからだ。それに対して、制作会社の女性はどうだろう。制作会社とは、局に“仕事をもらう”立場である。そこで働く女性が、“依頼元”の男性からセクハラされたら、本人や周囲も抗議することは難しいだろう。

 新谷アナが既婚者であるのもいただけない。新谷アナと女性が関係を持てば、女性は不倫の片棒を担いだことになり、露見して新谷アナの妻から民事訴訟を起こされた場合、慰謝料を払う立場に立たされるのだ。

 職権を盾に、断りにくい相手に執拗なアプローチを繰り返し、いざというときには、訴訟のリスクを背負わせる。どう考えても相手の立場を思っていないこの関係……一言でいうと、この女性は“なめられてる”のだろう。「遊ぶのは、手近で逆らえない人、結婚するなら、皆があこがれる人」というオトコのいやらしさが表れた行動である。

 もう1人、不要に“なめられてる”女性がいる。フジテレビの松村未央アナウンサーである。お笑い芸人・陣内智則のマンションに通う姿を写真週刊誌に激写され、交際が発覚したが、陣内は読者モデルの女性も同じように家に招き入れていた。『アッコにおまかせ!』(TBS系)で陣内が、「松村アナと結婚前提に交際している」と宣言したことで、事態は沈静化したが、松村アナは周囲から交際を反対されていると週刊誌は書きたてた。

 そんな陣内、昨年の夏に松村アナを伴って実家に帰省するなど、徐々に結婚に心が傾いてきたようだが、決意したかというと、そうとは言い切れないらしい。19日放送の『解決!ナイナイアンサー』(日本テレビ系)で、結婚に踏み切れない心境を語っていた。

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紀香に教わったであろう“感謝の心(スピな意味での)”は根付いてないね
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