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Hey!Say!JUMP・中島『ピンクとグレー』、“SMAP超え”興収! 「過去最高レベルのヒット」

2016/01/16 15:00
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映画『ピンクとグレー』公式サイトより

 NEWS・加藤シゲアキ原作、Hey!Say!JUMP・中島裕翔主演の映画『ピンクとグレー』(行定勲監督/アスミック・エース)が9日に公開され、土日2日の全国映画動員ランキングで初登場第7位と健闘した。公開スクリーン数は96ながら、「同規模のジャニーズ主演映画では、過去最高レベルの大ヒット」(スポーツ紙記者)となった。

 作家としての顔も持つ加藤の処女作を映画化、また『半沢直樹』(TBS系)での好演が話題になった中島が主演とあって、公開前から注目を集めていた『ピンクとグレー』。公開2日間で動員7万6759人、興収1億212万7000円を記録した。

「本作で中島は、若手のジャニーズでは珍しく過激なベッドシーンに挑戦。試写会で一足早く映画を見たファンが、ネット上に『裕翔のベッドシーンがヤバかった』『ベッドシーンが想像以上』といった感想を書き込んだことで、さらに話題性が高まり、動員を増やしたのかもしれません。しかし、ネット上では中島の頑張りと同様、『菅田将暉の演技が光ってた』などと、菅田への高評価も目立っています」(ジャニーズに詳しいライター)

 本作と同じ全国96スクリーンで公開されたジャニーズ主演映画では、13年公開の関ジャニ∞・安田章大主演『馬車馬さんとビッグマウス』が挙げられるが、「同作は初週の全国映画動員ランキングで圏外、興収は公表されていないことから、業界的にはそこまで伸びなかったとみられています」(前出・スポーツ紙記者)という

「13年公開のKAT‐TUN・亀梨和也主演『俺俺』は、全国65スクリーンで、動員3万1549人、興収4439万800円で、ランキング初登場10位に食い込む大金星。また14年公開のKis‐My‐Ft2・藤ヶ谷太輔主演『仮面ティーチャー』は、全国138スクリーンで動員8万5074人、興収1億917万9300円を記録し、初登場3位。そして15年公開の関ジャニ∞・渋谷すばる主演『味園ユニバース』は、全国65スクリーンで、初登場10位でした。スクリーン数が近い映画で比べても、『ピンクとグレー』は健闘しているといってもいいのではないでしょうか」(同)

 しかしそれ以上に注目すべきなのが、「『ピンクとグレー』が、公開規模の大きいSMAPメンバーの主演映画よりヒットしている点」(同)だという。

「SMAP・木村拓哉主演の『HERO』や、中居正広『ATARU THE FIRST LOVE & THE LAST KILL』など、人気ドラマの映画化かつ最高規模の宣伝費やスクリーン数の作品とは比較にならないものの、SMAP主演の同規模作品では、13年公開の稲垣吾郎主演『ふたたびの加奈子』(106スクリーン)が、初週でトップ10圏外。また同年の草なぎ剛『中学生円山』は、スクリーン数は約2倍にもかかわらず、土日2日間の成績は動員4万7919人、興収6689万9200円。それぞれ『ピンクとグレー』に惨敗しています」(同)

 ジャニーズ初の小説家デビューに加えて、実写映画でも結果を残した加藤。同じく原作にあたる現在放送中の連続ドラマ『傘を持たない蟻たちは』(フジテレビ系)も好調だけに、作家・加藤、また俳優・中島のさらなる飛躍に期待がかかる。

最終更新:2016/01/16 15:00

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『ピンクとグレー(角川文庫)』
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