2015のアメリカの闇が見えてくる!

大げんかしたミニーとキティ、公開オナニー女……世間を唖然とさせた、米おバカニュース2015

2016/01/03 19:00

■“万引したソーセージで公開オナニー”する女性

 10月19日、ルイジアナ州の田舎町にあるスーパーマーケット「ウォルマート」で、目撃者をトラウマに陥れる事件が発生した。地元警察の発表によると、その日、店員が肉売り場で不審な動きをする女性を見つけ、店の警備員に連絡。この女性の名はシャニークワ・ジョンソン(33)、駆けつけた男性警備員は防犯カメラの映像で、シャニークワがシャツの中に“ぶっとい”ことで知られるジミー・ディーンのソーセージを隠したことを確認。そのままトイレに行ったシャニークワを追った。

 警備員は女性トイレの外で30分間待ったが、シャニークワが出てくる気配はなし。ノックしても返事はなく、警告した上でトイレに突入した。ドアをこじ開けてみると、シャニークワが大股を開き、あえぎ声をあげながら自分の陰部にソーセージを挿入している姿が目に飛び込んできた。唖然とする警備員にひるむことなく、彼女はオナニーし続けたとのこと。「生涯のトラウマ。毎晩悪夢にうなされている」と振り返る警備員は、「あの女はオレの目をじっと見つめながらソーセージを出し入れしていた」と証言している。

 シャニークワは巨体だったため、身の危険を感じた警備員は拘束せずに、警察官の到着を待った。シャニークワはその間もずっとオナニーしていたそうで、突入してきた警察官たちにも挑発的な視線を注ぎながら続けたという。通報の内容から、女性警察官が派遣されたが、シャニークワは「ソーセージを床に置きなさい!」という言葉に応じなかったため、強制的に逮捕に踏み切った。しかし、巨体のためうまくいかず、最終的に7人がかりで身柄を拘束することに成功。シャニークワは、万引、公然わいせつ、逮捕に抵抗したという罪への容疑で起訴された。

■ルームメイトに暴力を振るった男のとんでもない理由

 若者を中心にルームシェアをする人が多いアメリカ。事前にルールを設定するため、トラブルは意外と少なく、互いに嫌になったら解消できるという気楽さもあって、文化が根付いているのだ。しかし、どうにもならないことでトラブルになることもある。

 11月27日の午前2時、ニュージャージー州ジャージー市の警察に「ルームメイトから暴力を振るわれた」という通報が入った。被害者男性は、「トイレで用を足していたら、ドアの向こう側からルームメイトの怒鳴り声が聞こえた。“さっさと出てこい! オレもトイレに行きたいんだ!”って」「慌てて出ようとしたら、奴はドアを蹴り開け、オレをつかまえて思いっきり窓に投げつけたんだ」と主張。現場に到着した警察官は、ガラス窓が割れていること、被害者の男性が首を切るケガをしていることを確認。目撃者もいたため、警察官はルームメイトを逮捕した。

 真夜中に、ルームメイトのトイレが長いとぶち切れた男性だが、暴行罪とDV罪容疑がかけられたとのこと。アメリカでは「DV=居住空間で同居関係にある人に対する暴行」と位置付けられている。

 ネット上では、「ゆっくりトイレにも入れないのか!」と驚く人が多かったが、一方で、「被害者はスマホを持って長々と入ってたのでは?」「加害者の気持ちもわかる」と同情する声も上がっていた。

最終更新:2016/01/03 19:00
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