『旅の賢人たちがつくった アジア旅行最強ナビ』発売記念イベントレポート(後編)

「お墓に住む」スラム街の人たち 丸山ゴンザレス、村田らむが語るアジアのディープスポット

■ビッグマックを求める僧侶、巨大高層ビルの廃墟…

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丸山ゴンザレスさん

丸山 バンコクに、死んだ日本人が納められる「ラーチャブラナ寺院」という納骨堂があって、3年交代で日本人のお坊さんがいるんですよ。そこで、「お坊さんのバンコク暮らしは、どうなの?」とか、いろいろ聞けます。この時、話を聞いたお坊さんは、高校時代はヤンキーだったそうで、眉毛がないんです。卒業後の進路を考える時に、仏教系の学校だったので教務課みたいなところに募集が貼ってあって、バンコクにやってきたそうです。

 給料は?

丸山 給料とか固定の収入はありません。バンコクで僧侶をしている限りは、食うに困ることはないからです。交通公共機関は無料で乗れるし、托鉢もしている。ただ、寺にいた僧侶は、20歳ぐらいで非常に若い。だから、正直遊びに来てる若者がうらやましいと思っているかもしれませんね。

 実際、事前に連絡した際に、「何かお土産いりますか?」と聞いたら、「ビッグマック」と言われまして。ところがビッグマックを用意するのは、意外に大変なんですよ。タイで僧侶は午前中にしかごはんを食べちゃダメなので、朝マックの時間にビッグマックを作ってもらわないといけない。

 朝マック2個じゃ、ダメだったんですか?

丸山 ダメだったんです。「ビッグマックがどうしても食べたい。食べたくて夢に出てくる」と言うんです。でも、托鉢の時に「ビッグマックください」とは言えないわけです。ともかくここには簡単に行けるんで、行ってみてください。

 あと、バンコクでは、「サトーン ユニーク タワー」という巨大高層ビルの廃墟もおすすめします。もともと巨大なマンションを造る予定が、途中で止まっちゃった。タイの廃墟としては、代表格です。別に怒られたりしないんで、おすすめというほどではないけど、行くと結構楽しいかな。

 普通に入れるんですか?

丸山 フェンスはあるんですが、隙間があるので、そこから入って西洋人が屋上でパーティとかやっている。でも、階段なんですよね。とはいえ、公には禁じられている場所ですから、安全とは言い切れません。だから侵入するかどうかは、自己責任でお願いしたいですね。

 最後は、セブ島ロレガのスラム。ちょっと前まではセブ島でいちばん危ないエリアといわれていたんですけれど、2014年の夏だか暮れに燃えてしまったんです。それで、だいぶ整然としたエリアになりました。今はまた勝手にスラム街を作っていて、それが僕のツボに入っていますね。スラム街の怖さは、住んでる人じゃなくて、見通しの悪さにあるんですよ。道が見通せるとあまり怖くないんですけれど、見通せないと、何があるかわからない。お墓に住んでる人もいるんですよ。

 お墓に住む?

丸山 お墓が小屋みたいになっていて、勝手に住むと捕まるらしいんですが、お墓のオーナーと契約して管理すれば住んでいい。でも、住んでいるおじちゃんに「快適ですか?」と聞いたら、「超快適!」と言ってましたね。オーナーは1年に1度ぐらいしか来ないので、放っておくと、造りが甘いから棺桶から骨がゴロゴロ出てきちゃう。

 (写真を見て)うわー。

丸山 えっ、これ超かっこいい写真だと思ってるんだけど。

村田 僕と丸山さんでは、すごい盛り上がったんですけどね。会場は、水を打ったように静かになっちゃいましたね。

 この本、スラム街のことばかり書いてあるのかな? って、勘違いしちゃうじゃないですか。

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