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KAT-TUN・亀梨和也は「低視聴率ジャニーズ」!? 1月期主演『怪盗 山猫』に危険信号

2015/12/05 08:00
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『怪盗 山猫』(日本テレビ系)公式サイトより

 メンバーの田口淳之介が、来春でのグループ脱退、ジャニーズ事務所からの退所を発表し、大揺れのKAT‐TUN。これにより、KAT‐TUNは亀梨和也、上田竜也、中丸雄一の3人だけとなり、この先のグループとしての活動に暗雲が漂っている。

 そんな中、亀梨は、来年1月期に日本テレビ系の連続ドラマ『怪盗 山猫』(土曜午後9時~)で主演することが決まっている。原作は神永学氏の人気ミステリー小説『怪盗探偵山猫』(KADOKAWA)シリーズ。神永氏の小説が映像化されるのは『心霊探偵八雲』(テレビ東京)以来で、同氏はドラマ化にあたって、「原作よりもおもしろくすること」との条件をつけたという。脚本は『家族ゲーム』『若者たち2014』(いずれもフジテレビ系)などを手掛けた武藤将吾氏。亀梨が演じる「山猫」という名の天才怪盗犯は、鮮やかに大金を盗み出すことで、そこにはびこる悪事を暴くというダーク・ヒーローだ。

 日テレの“土9枠”は“亀梨枠”とも呼ばれるほどで、これまで亀梨は『野ブタ。をプロデュース』(2005年10月期/山下智久とのW主演)、『たったひとつの恋』(06年10月期)、『1ポンドの福音』(08年1月期)、『妖怪人間ベム』(11年10月期)、『東京バンドワゴン~下町大家族物語』(13年10月期)と数多くの作品で主役を務めてきた。

 しかし、視聴率がなかなか取れていないのが実状だ。『野ブタ。をプロデュース』は平均視聴率 16.9%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)、『妖怪人間ベム』は平均15.6%の好視聴率だったものの、それ以外はギリギリ2ケタという結果で、『東京バンドワゴン~下町大家族物語』に至っては、1度も2ケタ台に乗ることなく、最低視聴率6.1%、全話平均7.1%と惨敗。

 日テレの土9枠以外で、亀梨が主演した連ドラとなると、『サプリ』(06年7月期/フジテレビ系/月曜9時~)が14.3%だったものの、『神の雫』(09年1月期/日本テレビ系/火曜午後10時~)は平均6.2%、『ヤマトナデシコ七変化』(10年1月期/TBS系/金曜午後10時~)が平均8.3%と、こちらもさっぱり。さらに、今年1月期に、テレビ朝日系の深夜ドラマ『セカンド・ラブ』(金曜午後11時15分~)で主演し、ヒロイン・深田恭子と過激なラブシーンを演じたが、平均視聴率は7.1%とイマイチだった。

 このように、特に近年では『妖怪人間ベム』以外の主演ドラマが不振を極めている亀梨。それでも“ジャニーズ枠”として主役で亀梨を起用し続けなければいけないのは、日テレにとって頭の痛い話なのかもしれない。

 亀梨にとって唯一の救いは、同枠の視聴率が最近伸び悩んでいることだ。今年の作品を振り返ってみると、1月期『学校のカイダン』の平均は9.3%、4月期『ドS刑事』の平均は9.3%、7月期『ど根性ガエル』の平均は8.0%と1ケタ続き。現在放送中の『掟上今日子の備忘録』も、第8話(11月28日)までの平均が9.8%と2ケタを割り込んでいる。

 『怪盗 山猫』も視聴率が悪ければ、「日テレの土9枠自体が数字を持っていない」と言い訳できるかもしれないが、亀梨にはグループに漂う悪い空気を一掃するような好成績を期待したいものだ。
(森田英雄)

最終更新:2015/12/05 08:00

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