Bに怨みがあるやつ寄っといで

「ざまあみろバーニング」と業界人興奮! 脱毛サロン・ミュゼ破たんのウラに“芸能界のドン”

2015/10/08 11:45
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ミュゼプラチナム公式サイトより

 経営危機が伝えられている脱毛美容サロン「ミュゼプラチナム」を運営するジンコーポレーション。今春にはCMタレントが、長年務めてきたトリンドル玲奈から、ラブリに変わったことも話題になっていたが、その裏側では“芸能界のドン”が暗躍する騒動があったという。

 かねてから経営不振がささやかれていたミュゼだが、今月6日に高橋仁社長が記者会見を行い、主要取引銀行と債務の返済をめぐって任意整理に入ったことを発表。今後、規模は縮小するものの、事業は続けた上での再建を計画中とした。

「トリンドルは2011年よりイメージキャラクターとして起用され、約4年間、同社の看板となっていました。しかし、年明け早々、“芸能界のドン”ことバーニングプロダクション・周防郁雄社長が、ラブリ所属のアーティストハウス・ピラミッド関係者とともに、高橋社長にラブリを起用するよう直談判を持ちかけたんです。ピラミッドは、バーニングと舎弟関係にある事務所だけに、ドンが強引に話を決めようと乗り出したのでしょう。そして、高橋社長はドン自らの申し出に驚いてしまったのか、この要求を了承。こんな仁義のない要求が通ってしまうのは、業界的に見ても“異例”です」(広告代理店関係者)

 トリンドル側も、ドンの意向に逆らえるはずがなく、イメージキャラクターの座はあっさりとラブリに差し替えられてしまった。

「ところが、そこからわずか半年でジンコーポの経営は手詰まりとなってしまい、現在でもラブリのギャラの一部は未払いのままとなっているようです。結果的にドンは、無関係のトリンドルを沈没寸前の泥船から救い出した上に、自らの傘下であるはずのラブリをそこに押し込んでしまった。完全な失態ですよ」(同)

 かねてから、芸能人の事務所移籍やCM出演など、芸能界の大きな動きには常にドンの意向があるものだが、「この一件は業界内にも広く知れ渡ってしまい、『いよいよドンも終わりか』などと嘲笑されています。ルール違反を犯した挙げ句、負債まで抱えてしまったとあって、『ざまあみろバーニング』と思っている業界人もいるのでは」(同)

 芸能事務所のみならず、マスコミや代理店にまで大きな影響力を持ち、“神通力”を持つとまで称されるドンだが、今回ばかりは、ジンコーポレーションにとっての“疫病神“となってしまったのかもしれない。

最終更新:2015/10/08 11:45
『静かなるドン(108)(完)(マンサンコミックス)』
「ドンがやらかしちゃって酒がうまい」ってとこ?
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