仁科友里の「女のためのテレビ深読み週報」

“一目惚れから結婚”千原ジュニアが、一般人の二十代女性を妻に選んだワケ

 純然たる一般人が、ある日突然、人気芸能人と知り合って恋に落ちるというのは、少女漫画の王道であり、女性に夢を与える話とも言えるだろう。けれど、私がそう思えないのは、ジュニアが“欲しがる人”だからである。

 ジュニアは兄、千原せいじの子ども、つまり甥を非常に可愛がっていて、番組でよくエピソードを披露する。『アメトーーク!』によると、ジュニアが甥に誕生日プレゼントをあげるため「何が欲しいねん」とメールすると、甥はおねだりせず、「僕の誕生日を覚えててくれて、ありがとう」と返信し、ジュニアを喜ばせるという。「こっちがプレゼントもらっちゃったよ」という言葉は、甥のメールを読んだ際のジュニアの感想である。これは、“甥っ子可愛い”話のようだが、私にはここにジュニアの欲しがり体質が凝縮されているように思うのだ。

 ジュニアが何を欲しがっているかと言えば、“へりくだり”である。甥が子どもらしく「○○欲しい」とねだるより、「僕なんかの誕生日を覚えていてくれてありがとう」とへりくだると、ジュニアの中で甥の可愛さが増すのだ(ちなみにジュニアはこのエピソードを、『ざっくりハイタッチ』でも披露していたが、その際にフットボールアワーの後藤輝基に「(甥の行動は)できるキャバ嬢みたいな気の使い方」と言れれていて、私もそう思った)。へりくだりとは、両者の間に上下がある場合に存在する。つまり、ジュニア>甥なのである。身内間でへりくだりを求める人が、他人にそれを求めないわけはない。それでは、ジュニアがとんな相手と結婚すれば、“へりくだり”が大きくなるか。それは、完全なるシロウト。ジュニアの好む「私なんか」というへりくだりを実現できるのは、女優でもプロ彼女でもない“一般女性”なのである。

 ジュニアの細かすぎる性格から、結婚生活を続けるのは難しいと見る向きもあるようだが、自己愛の強い男性の場合、自分の決断が間違っていると認めないので、そう簡単に離婚はしない。子どもが欲しくて結婚するカップルはたくさんいるが、自己愛が強い男性ほど子ども好きで、妻が子を産めば、箸使いやシャンプーのノズルの向きなど、大抵のことはチャラにする。自己愛の強い男は、案外扱いが楽なのだ。

 かつて「芸人の子ども話なんて、何もおもろない」と言っていたジュニアだが、嬉々として「子どもっておもろいで~」と語る日は近いだろう。

仁科友里(にしな・ゆり)
1974年生まれ、フリーライター。2006年、自身のOL体験を元にしたエッセイ『もさ子の女たるもの』(宙出版)でデビュー。現在は、芸能人にまつわるコラムを週刊誌などで執筆中。気になるタレントは小島慶子。最新刊は『間違いだらけの婚活にサヨナラ!』(主婦と生活社)。
ブログ「もさ子の女たるもの

最終更新:2015/10/08 21:20
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一目惚れって案外乙女と思ってたけど、そういうことか

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