[ジャニーズツッコミ道場]

何もしてないのに愛され始めた、Hey!Say!JUMP・岡本圭人の「いいヤツ」という魅力

2015/10/01 15:00

 また、『リトルトーキョーライフ』(テレビ東京)でも、「衝撃映像を見極める“ウソ!ホント!?本当にあるのはどっち?”」において、自分はクイズの答えを外し続け、罰ゲームで衝撃映像を見られないにもかかわらず、「衝撃映像見てみんなが笑顔になる瞬間あるじゃん? それ見た瞬間ね、オレも元気出てきた!」とニコニコ。これには、日頃毒舌のオリジナルキャラクター・どりやんも「なんていいヤツなんだ。なんだあの“ただのいいヤツは”」とつぶやいていた。

 また、何度もゲスト出演している『スクール革命!』(日本テレビ系)では、その天然ぶりを内村光良に発見されてしまい、「キミは狩野英孝の香りがするね」と言われ、愛されていた。

 デビュー8年目にして、ようやく見えてきた岡本の魅力。それは、ビジュアルでも、スキルでもなく、「性格」だ。正直、熱烈なファンを多数抱えているタイプではないが、メンバーの誰にでも愛され、さらに暖房器具をくれたKAT‐TUN・田口や、映画などに一緒に行く仲良しのSexy Zone・中島健人など、グループ外にも友達が多く、愛されている。

 思えば、デビューからこれまで彼の武器として社長もしくは事務所が押し出してきた「男闘呼組・岡本健一の息子」「イギリス帰り」「英語」売りは、ことごとく空振りしていた。むしろコネの印象を抱かせ、マイナスに働いた部分の方が多かっただろう。

 だが、何の下積みもなくデビューしたことで、つらい経験・苦しみも多数重ね、努力でスキルを身につけてきた。その一方で、優しさ・おおらかさはまったく失わなかったのが、岡本の最大の魅力だろう。

 黄色い声援を浴びるのではなくとも、なんとなく周りの人の心を温かくするアイドル。それも1つの大事なスキルかも。
(田幸和歌子)

最終更新:2015/10/01 15:00
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イノッチ、圭人のこの感じ好きっしょ?
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