これぞ風評被害

フジ『心がポキッとね』、5.1%のワースト更新! “戦犯扱い”は炎上続きの水原希子!?

2015/05/30 08:00
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『心がポキッとね』(フジテレビ系)公式サイトより

 阿部サダヲが主演を務め、山口智子、藤木直人、水原希子が出演する『心がポキッとね』(フジテレビ系)。初回視聴率は10.4%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)と2ケタスタートを切ったが、5月27日放送された第8話は5.1%で、これまでの最低記録を更新してしまった。

 同作は小泉今日子&中井貴一のコンビが人気を呼んだ『最後から二番目の恋』(同)の脚本家・岡田惠和氏と監督・宮本理江子氏が再タッグを組んだ作品。「病んでるオトナのラブコメディー」をテーマに、複雑に絡み合う人間模様を描いている。視聴率は2話から4話まで7%台だったものの、5話で5.3%にまでダウンしていた。

 今期のフジドラマは、AKB48・渡辺麻友&稲森いずみのW主演『戦う!書店ガール』が7話で3.3%を記録する大惨敗を見せているため、『心がポキッとね』も低視聴率続きではあるが批判を免れている状態だ。

「フジとしては、好評を受けて続編も作られた『最後から二番目の恋』の制作陣や、『29歳のクリスマス 』『ロングバージョン』(同)といった“輝かしい時代”の作品に出演していた山口を起用することで、ヒットを目論んでいたものとみられます。しかし、山口については初回からネット上で『大袈裟な演技が時代遅れ』『なにをしても「29歳のクリスマス」に見える』と、批判の声が上がってしまいました。山口は、2012年に出演した阿部寛主演『ゴーイング マイ ホーム』(同)も9話で4.5%の最低値を記録した上に、平均7.2%で終了しています。今作も大コケとあっては、今後のフジドラマの起用は厳しくなるでしょうね」(芸能ライター)

 そんな『心がポキッとね』の裏番組は堺雅人主演『Dr.倫太郎』。7話までに10~13%を獲得しており、倍以上の差をつけられる日もあった。主演作『半沢直樹』(TBS系)がヒットした堺の裏とあって、阿部は『とんねるずのみなさんのおかげでした』(フジテレビ系、5月7日放送)で「最初からちょっと無理だろうなって思ってた……」と、本音を吐露。

「ネット上では同作の低視聴率について、『今さら感のある山口と、嫌われ者の水原を出したから』という声のほか、『水原が視聴者から嫌われているのが敗因』『女性からの支持が低い水原を出す時点でキャスティングミス』と、水原が“戦犯扱い”されていました。先日もインスタグラムで胸元の乳首がくっきりと浮いた写真を投稿したり、スクール水着風の洋服を着た自撮り写真をアップして、『下品』とネット上で袋叩きに。“スク水風”写真の背景には、昨年12月に物議を醸した『パンツ姿の女性の股間部分を写した際どい写真』が飾られており、それもネットユーザーの反感を買っていました。確かにアンチの多い水原を出したことも視聴者離れの一因かもしれませんね」(同)

 山口と水原が原因なのか、視聴率が初回から半分以下にまで低下してしまった『心がポキッとね』。最終回は6月10日になるとみられるが、『書店ガール』の記録を下回らずに1ケタ後半を死守できるのか?

最終更新:2015/05/30 08:00
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