[TVツッコミ道場]

徹子、日光さる軍団のチビ次郎にイライラ! 「パンダはすごい懐くんだよ」と必死の懐柔

2015/05/11 15:45
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ほら、子どもとか動物って敏感だから……

 徹子といえば、パンダ。パンダといえば、徹子。あまりにも有名な取り合わせだが、4月27日放送の『徹子の部屋』(テレビ朝日系)ゲストは、猿。“村崎太郎&日光さる軍団”だった。

 徹子と猿。もちろん徹子は、パンダにかぎらず動物全般への愛情も興味も深いことでよく知られているが、「猿と徹子」はどんな絡みを見せてくれるのだろうか。気になって仕方ない。

 オープニングでいきなり映し出された日光さる軍団の公演の映像に、「アッハッハッハ」と徹子の笑い声がかぶる。そして、ゲストを紹介し、「ワタシもすごく楽しみにしています」と一言。やはり動物全般を愛する徹子、ノリノリのよう。

 まずゲストについて整理しておくと、かつての「日光猿軍団」は、震災の影響などで、2013年に一旦解散した。その後、反省ザル・次郎とのコンビで人気の調教師・村崎太郎さんが校長として軍団を引き継ぐことになり、「猿」をひらがなの「さる」に変え、今年3月に再スタートした。村崎さんは、これまで次郎とのコンビ芸でやってきていたわけだが、今度は集団芸である。それについて、徹子は

「でも、あんなにゴチャゴチャといっぱい、イッヒヒ……あの、カワイイですけど、何やってんだかわかんない……ゴチャゴチャ」

と、笑いながら、失礼っぽいことを言っている。お待ちかねの、さる軍団6頭がスタジオに登場し、リーダーの5歳の「さくら」は、3代目次郎の娘なのだと村崎さんが紹介する。次郎も何代も続いているのか。芸を披露する段になり、

「黒柳さん、こういうものたくさん見てるから、芸に厳しいよ」

と、猿に負荷をかける村崎さん。しかし、逆立ちにバク転など、次々アクロバティックな技を披露したり、握手したりする様に、「カワイイ、カワイイー! お上手、お上手よ!」「スゴイ、スゴーイ」「あら、お利口、お利口ねえ」と、“カワイイ”“スゴイ”を何十回も連呼し、大興奮の徹子。さらに、ふなっしー風の衣装を着て、「さるっしー!」とやったときには、「アッハッハッハハ」と大笑い。日本エレキテル連合風のぬいぐるみを引っぱって登場すると、「ダメダメよ!」と、いい反応をする。しかし、この芸自体がいまひとつうまくいかなかったようで、機転を利かせた村崎さんが、

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